もう宇田川さんこんな時にくるなんて嫌がらせにしか見えないよ。
こくこくと時間は過ぎていくあせるはな。どうしたらいい?
一方蓮子はのちに駆け落ちをする相手と初対面をはたしていた。
帝大生の宮本は蓮子に「ブルジョアは帰れ」と言った。だが蓮子は
世界で一番大切な友達と会うから帰らないと言い張った。
そこが蓮子らしいと私は感じた。 宮本の金持ちを憎む気持ちは
わからなくはないが金持ち=悪人とは限らないと思う。
耐えられなくなったはなは、宇田川を振り切り飛び出していた。
カフェについたはなは、蓮子を探すが蓮子が見当たらないもしかして帰った?
いや蓮子ははなを待っていた。思い出のぶどう酒を飲みながら10年ぶりの
再会を楽しむ2人。途中村岡兄弟も加わって蓮子の楽しい時間は過ぎていった。
蓮子ははなと再会したことで少しは心が和んだと感じた。
村岡と歓迎会のやり直しをすることになったはな。これはもしかしてあい引きか?
と一瞬思ったはなだったが、醍醐も来ることになりさらに村岡の弟郁弥も同席して
期待外れに終わった。 醍醐は村岡のことが好きだ。このことではなとは恋のライバル
になるのだがそれは先の話。 村岡の弟郁弥は外国帰りのきざな奴。かよちゃんを
ナンパしようとしたが見事に断られた。かよちゃんの態度を見てかよちゃんは大丈夫
だと感じた。 郁弥からもらった英語の本がきかっけとなってはなは、この英語の
本を翻訳することになった。忘れかけてた英語への探求心が再熱したはな。
そして嬉しい電話が何と福岡の蓮子からだった。その内容とは? 続きは明日。
酒に酔うと人が変わってしまうことがよくあることだ。まして人にくだをまくことも・・・
まあまかれた人はたまったものではないが・・・ はなは酔って村岡にとんでもないことを・・
酔っていたときのことは覚えていないというのは誰でもあることだ。それを繰り返しながら
酒の飲み方を覚えていくものだよはな。村岡にはこびっと謝ろうね。
はなは、梶原から宇田川への連載依頼を命じられた。 はなは宇田川が大の苦手。
しかしそんなことは言ってはいられない。結果は予想通り断れた。
しかもぼろくそに言われて、はじまったばかりだ頑張れはな。
あの老紳士いったい誰だろう?そこも気になるところ。
はなは村岡に昨日のことを謝った。 村岡も謝った。
村岡から歓迎会のやり直しをと言われたはな。これって?
続きは明日。
久しぶりの花子とアンレビュー。 東京に出てきたはなは、かよちゃんが
カフェーで女給として働いたことにビックリ。私もこの展開にビックリだ。
はなははじめてコーヒーを飲んだ。感想は「苦い」そりゃあはじめて飲んだ
人には苦い。かよちゃんの言うとおりだんだんなれてくるものだ。
そのかよちゃんだが、社会主義を口にする演劇の学生や色んな人物が出入りする
このカフェー。かよちゃんは大丈夫と言っているがちょっと心配。
翌朝、新しい職場・聡文堂に初出勤したはなは、梶原や醍醐に迎えられ早速
企画会議に参加するが、一言しか意見が言えずその意見もあっさり却下された。
はじめはそんなもんさ。 しかしはなは歓迎会でウイークポイントをさらすことに
なる。それは酒。 女学校時代ブドウ酒で痛い目を見ているのに、今度は
ウイスキーで酔ってしまいもう少しで大変なことになるところだった。
はな、酒はゆっくり楽しみながら飲むものだよ。
村岡に送ってもらって、村岡から送られた英語の辞書が漬物石代わりになっていた。
村岡としては気分が悪いだろうと思う。村岡の「英語の翻訳辞めてしまったんですか?」
の一言にはなは・・・ 続きは明日。
ガス爆発事故のことをまったく知らされなかった蓮子。
怒鳴り込んできた炭鉱夫にきぜんと振舞うところは蓮子らしさが
出ていてよかったと思う。女中頭のタミとのビンタのたたき合いも蓮子らしさが
出ていた。伝助が倒れて蓮子が看病をした。少し夫婦らしさが出ていたと感じた。
一方甲府では、ももちゃんが朝市君が好きなのは自分ではないと感じていた。
これでももちゃんは北海道に行くことになるだろう。
続きは明日。
ももちゃんと朝市君を近づけるため、はなはももちゃん・朝市君・武と合同の
茶飲み会を開く。話ははな・朝市君・武の子ども時代の話になった。
こりゃあまずいと思ったはなは武を巻き込んで、朝市君とももちゃんを
二人きりにした。武の相変わらずの勘違いはあったが、朝市君とももちゃんは
いい奮起に見えた。私個人の意見だがこのまま急接近してほしいが・・・・
そんなある日、学校に小学校に小包が届き、はなは差出人を見て驚く。
何と絶交していた蓮子からだった。この小包がはなの運命をまた変えるのか?
一方蓮子は大変なことに巻き込まれていた。続きは明日。
久々の花子とアンレビュー。 あれから4年はなは先生らしくなっていた。
ある日、行商から戻った吉平さんが見合い話を持ってきた。
ん?もしかしてはなに?と一瞬思ったが何と見合いはももちゃんに・・・
相手は北海道に移住しようとしている青年。吉平さんは乗り気だ。
しかし、ももちゃんはあまり乗り気ではないようだ。
もしかして誰か好きな人が?ももちゃんもそういうお年頃になった。
どうやらももちゃんの好きな人は朝市君のようだ。
はなは、ももちゃんと朝市君を結ばせようと一生懸命になるのだが
朝市君ははなのことが・・・ いいかげん気づけよはな。