め以子は焼き氷の試作品を作る。 希子らはほめるが納得がいかない。
め以子が思い出すのは悠太郎の言葉。 いいかげん意地を張るのを辞めたらどうだい？
一方激務の悠太郎は、静と和枝が仲たがいする家へ帰宅する。
疲れて帰ってきたのにこれではよけい疲れるよね悠太郎。
戻ってこないめ以子を探しに出かける悠太郎。 うま介の店で焼き氷に取り組む妻は
家にいるよりも楽しそうでやるせない気持ちになる。
一方め以子は、室井と桜子の駆け落ちのいきさつを聞き、室井の夢を信じる
桜子の言葉に、悠太郎と自分を重ね合わせる。
悠太郎もめ以子も、もう一度話し合ったら？今回のことを得て本当の夫婦になれると
私は思う。 室井作詞の焼き氷の歌。歌うは希子？
め以子は「悠太郎と離縁する」と息巻く。 悠太郎は和枝からめ以子が戻らないと聞いて
動揺するが、仕事に打ち込む。 2人とも心の中ではお互いのことが出てきているのに
意地を張っているように私は感じた。 希子の歌声美しい。 癒される感じがして私はいいと思う。
め以子たちは、馬介の焼き氷屋をはやらせようと焼き氷の改良を申し出る。
正蔵が訪ねてきて、悠太郎のもとに戻るように勧めるが、め以子は断る。
気力がなくなったというのが理由らしい。確かに気力はなくなると思うが・・・・・
桜子はめ以子のことを思っているんだと私は感じた。
め以子はいい友達を持って幸せだと私は思う。
桜子と室井がめ以子を頼って駆け落ちしてきたが、和枝にまとめて追い出される。
二人とも悪い時にきてしまった。とりあえず源太を頼り、馬介の焼き氷屋に間借りする。
め以子は家に戻るが、かばってくれた希子も一緒に追い出される。
め以子はその足で悠太郎の職場を訪れるが、父との和解を突っぱねられ
怒って飛び出してしまった。
め以子の気持ちはよくわかるが、悠太郎とお父さんのことは時間がかかると思う。
あせらないで時期を待つんだめ以子。希子がかばってくれた。今までのめ以子の
頑張りをちゃんと認めてくれた。 め以子は離縁するという。
それでいいのかい？め以子。
師匠が、悠太郎のお父さん正蔵と聞いて驚くめ以子。
め以子がはじめて師匠と会った時、師匠の笑顔が誰かに似ていると思った。
その誰かとは悠太郎だった。 正蔵は鉱山の技師だったが静と和枝の争いに耐え切れず
家族を捨てて逃げてしまった。 め以子は何か理由があると思うのだが、悠太郎は
正蔵のことが許せない。 め以子は悠太郎から正蔵に二度と会うな、どうしても会うのなら
家を出て行くようにと言われるが、納得がいかないようだ。
納得いかない気持ちわからなくはないが、悠太郎の気持ちもわかってやらなけばいけないと
私は思うのだが・・・・ この大変な状況の中桜子と室井が尋ねてきた。
２人は駆け落ちしてきたらしい。 今週のごちそうさんは波乱の連続のようだ。
弁当箱の中の手紙でやりとりをするめ以子と希子。
和枝と静の争いを見てきた希子は家を出たい反面、結婚を恐れていた。
そりゃあ誰だってあの家にいたら、出たくなるし結婚は怖いものと思ってしまう。
そんな希子にめ以子は「みんなで食べるご飯のおいしさを知ってから結婚してほしい」
といい、笑顔になる希子。 皆で食べるご飯は美味しい。いつもそう思ったら毎日が楽しいに
違いないが、実はこれが中々難しいことではないかと思う。
希子は思い切って見合い話を断るが、和枝は一蹴し、またも静と争いに
和枝姉さん静さん、希子の気持ちがわからないのか？ 希子はそういう家が嫌なんだ。
め以子は一度はあきらめかけた希子のことを師匠の言葉で改めて向き合うことに
少しずつだが、希子は明るくなっていくことと思う。
め以子と源太の仲を疑わせる和枝の注進が気になる悠太郎。
そりゃあ夫としては当然だ。め以子と源太の仲を誤解している悠太郎。
和枝のもくろみ通りになってしまっている。
め以子ももっと悠太郎に何でも話したほうがいいと私は思う。
そんなめ以子にも明るい話がある。少しずつ希子がめ以子に心を開きはじめたことだ。
本来、希子は心の優しい子ではと私は感じている。
ついに悠太郎と源太が・・・・ この際とことん話しあったらいいと思う。
西門家の台所にガスが引かれた。 念願のガスにめ以子は大喜び。
ガス会社に提案し、静と一緒に近所の奥さんたちの前で実演する。
実演は奥さんたちには大盛況。今で言う実演販売のように感じた。
悠太郎は給料を自分で割り振りすることに。め以子のために食費を多めにする
悠太郎に和枝の不満が爆発。悠太郎よくやったそれでこそ家長だ。
和枝の不満がめ以子に飛び火しなければいいのだが・・・・・
静は着道楽を控えるというが、何か思うところがあるようだ。
いったい静は何を考えているのか？
早くもめ以子に飛び火が、源太とめ以子が親しげに話しているところを見た和枝は
悠太郎の耳に入れる。 め以子もっと早く源太のことを悠太郎に話しておくべきだったね。
何も起らなければいいのだが・・・・・
希子の弁当に入れたおむすびの形が問題になり、め以子は和枝に勉強の足りない嫁だと
またもやり込められた。 悠太郎はめ以子の辛さを感じるが手助け出来ない。
悠太郎の辛さよくわかる。悠太郎の気持ちはめ以子はわかっているはずだ。
静の着道楽もまったく収まらす、洗濯をさせられて腹が立ってめ以子は飛び出してしまう。
源太に思わず愚痴ってしまうめ以子。そんなめ以子を源太は励まし、思い出の食べ物
イチゴを差し出す。 頑張れ、め以子。め以子の辛さをわかってくれる悠太郎や源太という
心強い味方がついている。 ちらばった洗濯物を見て和枝は昔の自分を思い出したようだ。
め以子が帰ったら洗濯物がきちんと干してあった。和枝も昔同じ苦労をしてきたのだろうと
感じた。 少しずつだがめ以子の努力が報われていると私は感じた。
め以子の心強い味方、ほうるもんじいさんこと、酉井捨蔵さん登場。
め以子は、師匠から捨てるはずのウナギの頭をつかった「半助豆腐」を教わり
始末の精神の本質に触れる。 謎の人物だが、その謎はいずれわかることになると思う。
ともかく源太の紹介でめ以子にまた心強い味方が出来た。
頑張って始末の料理の実践をしたが、またも和枝に否定されてしまうがめ以子はあきらめない。
そんな時、東京の実家から小包と手紙が届く。 め以子は嬉しいが頼るわけにはいかないと
届いた食材を源太に渡す。 そのまま持っていたら和枝に捨てられる可能性があるからだ。
懸命な判断だと私は思う。 少しずつだが、め以子は成長している。
希子の女学校の担任が訪ねてきた。また騒動の予感がする。
和枝は株をやっていた。 株はもうかることもあるが逆に損する場合もある。
この先和枝の株が西門家に災難をもたらす可能性もあるかも知れない。
め以子は昆布だしに懲り、家族それぞれの好みにあう味噌汁を作ったり
初鰹を買って出したりなど懸命な努力をしているのだが、和枝は認めない。
それどころか、悠太郎の給料を横取りしてしまう。
め以子が金づかいの荒い嫁だと嘘を言って給料を横取りした和枝。
あまりにも酷すぎる・・・・
頑張れ め以子。 頑張れ 悠太郎。
