若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

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感覚次第で、何でもアート
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ガザの現在

2009-01-05 | 中東問題
お正月ボケもしていられません。
昨年の暮れ12月27日に始まったイスラエルのガザへの空爆。
1月4日の大規模な地上侵攻。
ガザ地区住民の死者は四百八十五人、負傷者は二千四百人。
なぜこうなる(怒・泣)

生方先生のブログより転載

ガザの現在の写真
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/111997362.html

寺畑由美さん(UNRWA職員)が即時停戦を訴え
http://www.veoh.com/videos/v17092213ARRzGnsT?jsonParams=%257B%2522rlmin%2522%253A0%252C%2522user%2522%253A%2522LunaticEclipse-

寺畑由美さんからのメールを転載します。
寺畑さんには現代史研究会で報告していただいたことがあります。
ガザの南部ラファで活動されておられた唯一の日本人、というより唯一の外国人でしょう。
個人的には大変心配していた方です。消息がわかって一安堵。
******転載・転送可******
イスラエル軍の地上侵攻が始まる

寺畑由実
2009年1月3日
ただただ信じられない。TVで、闇の中、イスラエルの地上部隊が続々とガザに入っていくのを見つめながら、頭が揺れるのをどうしても抑えられない。大勢の人がひしめきあって暮らしているガザにイスラエル軍が激しい空爆を開始して8日、400人以上が殺され、2000人以上が怪我をし、すでにズタズタになっているインフラが徹底的に破壊された。そして今、イスラエル政府は地上侵攻を開始させた。

空爆が始まって3日目に、私は半ば強制的にガザから退去させられた。それからもずっとガザの友人たちとコンタクトをとりつづけているけれど、話をするたびに心がつぶれそうになる。ひとりひとりの声には、生々しい恐怖とどうしようもない絶望感があふれ、時にはあきらめのようなものさえ感じられる。生まれてこのかた、これほど心配でたまらなかったことはない。これほどまで自分が無力だと感じたことはない。

ガザで起こっていることについて、どうしても書かなければならない。今日まで書けなかったのは、あまりに直接的な感情が沸きかえっていて言葉にならなかったからだ。でも、これからは自分を叱りとばしてでも書いていく。ガザから出ることのできない人たちみんなに、たとえ私の声を届けるだけにしかならないとしても。

寺畑由実(てらはたゆみ):2003年5月から、NPO法人「地球のステージ(本部・山形)」の現地駐在員として、パレスチナ・ガザ地区最南端の町ラファで、青少年を対象にした心理社会活動に従事。現在は、別の国際機関に所属し、活動を続けている。
寺畑さんのブログ(英語):An Outsider's Inside-View of the Gaza Strip
http://frontline.civiblog.org/blog

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