いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

宮ネギで東松山風焼き鳥

2006-11-21 22:40:40 | クッキング
大好評シリーズ(?)の「魚焼きグリルの限界に挑戦!」の番外編です。
先日栃木の実家から宮ねぎというねぎが届きました。実家の畑で収穫されたものです。このねぎ、栃木市の一部の地域のみで栽培されていて見た目は冒頭の写真のとおり、太くて短く、そして曲がっています。群馬の下仁田ネギに近い品種なのかもしれませんね。
なんでも江戸時代からこのネギをお歳暮として贈る風習があったそうで、平成の今でも私の両親はその伝統を受け継いでいるということですね。そういえば少し前にあのロハス雑誌「ソトコト」で小さく紹介されてました。スローフードですものね。誇らしいです。味はというと、生は香りと辛みが強く薬味にちょうどよく、煮ると甘みが強く鍋物にサイコーです。子供の頃からこのネギしか食べたことがなかったので東京に出てきて普通の長ネギを食べた時ビックリしましたね、味がなくて。

まぁ郷土自慢はこのくらいにしてお待ちかねの料理の紹介をします。えっ、誰も待ってないって?まぁいいじゃないですか。
今回近所のスーパーで豚のカシラ肉が売っていたので東松山風焼き鳥のネギマを作ろうと思ったワケです。

東松山風焼き鳥


肉もネギも一口大に切ったら串をうちます。この「串をうつ」っていう表現、職人のようでイイですねぇ。もうそれだけで旨い食べ物を作っているような錯覚に陥ります。
そして塩を振って魚焼きグリルで焼くだけです。ネギが焦げるので弱火のほうがいいですね。キッチンに食欲をそそる匂いが立ち込めます。私にとっては懐かしい匂いですね。焦げ目がついたら裏返して反対側もイイ具合に焼きます。生焼けは危険ですよぉ~。
自分で焼けたと確信したら皿に盛りつけ出来あがりです。

東松山風焼き鳥


本来ならば東松山風ににんにくと唐辛子入りの味噌をつけて食べたいところですが、作っている時間がなかったのでトウバンジャンで代用しました。

東松山風焼き鳥


今回は飲み物もグレードアップしてプレミアムモルツです。美味しそ~。
そしてその焼き鳥の味は、適度な塩味と肉の旨味、そして脇役にするにはもったいない宮ネギの香りと甘み。さらには美味しいビール…。これらが一体化してお口の中にひろがるのです。ウマいに決まってるじゃないですか。いいですね、ニッポンの冬…。この宮ネギの香りが私に冬の訪れを教えてくれるのですね。ごちそうさまでした。


下仁田ネギ
コメント (18)
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謎のうどん店

2006-11-21 22:34:25 | 飲む・食う

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私は仕事で埼玉県のあたりを車で走ることが多いのだが少し前にできたうどん店らしき店が気になっていた。「らしき」というのには理由があって2年ほど前に釣具店としてオープンした店がなにやら「うどん」という張り紙を最近出すようになったはらである。


釣具 うどん店


店名は写真でもわかるとおり「野外倶楽部」というあくまで釣具店らしき名前。しかし駐車場にはうどんののぼりがいくつも出ている。張り紙には肉汁うどんの文字があったので武蔵野うどんの店であろうと予測し入ってみた。

店内にはカウンター、テーブルがありうどん店の雰囲気だがその奥にはつり竿が立てかけてある。やはり釣具も販売しているよう。とりあえずは武蔵野うどんの定番、肉汁うどんを注文…、と思っていたが私の勘違いのようでかけうどん風の肉うどんを注文してしまっていたようだ。

食券を手渡す時に「冷たいうどんで温かい汁か…。」と、何か説明していたようだがこちらも多摩地区在住はや十数年、「トウシロウじゃあないんだゼ。」と思い「ハイハイ。」と気のない返事をしてしまっていたのだ。当然冷たい麺にあたたかい汁の武蔵野うどんが出てくると思っていたのだがあとの祭、普通の肉うどんを食べることになった。

釣具 うどん店


釣具 うどん店


500円のうどんに天ぷら2個をつけて600円、ややうす味の汁にモッチリとした麺。
肉汁うどんではないので本当の実力は次回のお楽しみだが不思議な雰囲気のうどん店、また行ってみたくなる店を見つけてしまった。でもなんて言う名前の店なんだろうか。



クリックありがとうございます
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