いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

初夏の白馬トレッキング 最終章

2005-06-30 22:40:56 | 歩く
こうして栂池の山歩きは終わり、ロープウェイで下山をした。


ロープウェイからの景色。壮大だった。


さっきまで歩いていた山を見ると雲がかかっている。座り込んでいたおばちゃんは大丈夫だろうか。
まぁ考えても仕方がないので二日間で歩いた道のりを思い出してみる。全体に天気もまずまず、景色は最高だったがゴンドラなどで気軽に歩けるエリアだけあって人が多かったという印象である。
今回歩いた場所から見える山々はどれも3000メートル近い高山で、あのあたりまで行けば人もあまりいないのだろうなぁと思った。いつかあの頂に立つ日が来るのだろうか。

そう考えながらゴンドラに乗っていたら、降りてはいけない中継駅で私が間違えて一旦降りてしまうというトラブルがあったが無事麓の街まで戻って来た。
帰りに乗る長野駅行きのバスまで1時間半。ひとっ風呂浴びて蕎麦でもたぐろうということになった。


立ち寄りの温泉「栂の森温泉」


露天風呂もなかなか気持ち良く、疲れた体に丁度良かった。

さて、風呂に入ったら当然ビールである。そばも食いたかったのでゴンドラ乗り場近くの蕎麦屋に入った。


ビールで「カンパイ!」



「大盛りソバ」さすが信州、美味しかった


食い終わったところでバス乗り場へ。A君と私は途中で酒屋に寄ってワンカップのワインを購入。飲み始めると止まらない二人である。

一時間半程で長野駅に到着。初めての長野新幹線である。車内用にビールとおやきを買って新幹線に乗る。


軽井沢高原ビール。それぞれの味が楽しめる


風呂に入ってから飲み続ける私達にSさんも少々アキレ顔である。
あっという間に東京駅に着き、それぞれ家路についた。

金曜の夜から日曜の夜まで週末をめいっぱい使って遊ぶというのは久しぶりのことで「大人の休日」というような優雅さはなかったが、ここ数年でも上位に入る痛快な休日になった。

A君、Sさんお疲れ様でした。また行きましょう。


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初夏の白馬トレッキング4

2005-06-30 08:52:35 | 歩く
そして翌朝…。
「大人の休日」的山歩き風に考えると、まぁ翌日は疲れを癒しつつのんびりして帰るのがセオリーかと思われるが私達はそんなに優雅ではなく「せっかく遠くまで来たんだから行けるところに行っておけ!」とばかりに栂池自然園を目指した。

栂池へは白馬からバスまたはタクシーで数十分の麓からスキー用のゴンドラ、栂池自然園行きのロープウェイを乗り継いでの移動となるため結構な時間がかかる。優雅というよりはかなりバタバタの移動となってしまった。

それでも標高1900メートルの栂池ヒュッテに辿りつき、湿原を歩き始めた。


ミズバショウの群落。午前中は天気もまずまず


時間もあまりないが、競歩をやっているワケではないので写真を撮ったり、花を眺めつつ時間の許す限りゆっくり歩いた。


ツツジの仲間でしょうか



シラネアオイかな



ええっと、何だっけ。花の名前を知らなさ過ぎ


このあたりは湿原がいくつも連なっているが、湿原と湿原の間の展望のきかない薮のあたりで大混雑。残雪のあたりで立ち往生のおばちゃんもいた。


楠川。皆さん涼んだりお昼を食べたり


時間配分を考えるとこのあたりまで、という浮島湿原まで来た。


浮島湿原あたり。少し雲行きが怪しくなって来た


この日は雷注意報が発令されていたようで、時間が進むにつれ徐々に雲が出てきた。が、まだ降りそうな気配ではない。
栂池ヒュッテに戻る途中のぬかるんだ坂道ででっぷり肥えたおばちゃんが悲しい顔をしてすわり込んでいる。
「はぁ~疲れちゃった。心臓麻痺になっても救急車も来てくれないね!」
と、泣き言を言っていた。普段運動不足で急に標高2000メートル付近を歩いてしまったものだから疲れてしまったのだろう。

そうこうしているうちに、雲行きが本格的に怪しくなって来た。
最近のテレビCMのマネで「軽くヤバい」などと口々に言いながらなんとか雨に降られることなくロープウェイ乗り場まで戻ることが出来た。


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