日本のキリスト教徒分布（1万人当たりの人数）

文化庁が次のような興味ある統計(2017年度)を発表している。nippon.com による。2016年末、日本のキリスト教徒数は約191万人である。

人口1万人当たりのキリスト教信者数（人）

1	東京	628.2
2	長崎	476.4
3	神奈川	322.8
4	沖縄	206.8
5	兵庫	111.7
6	熊本	97.9
7	京都	93.0
8	福岡	91.0
9	鹿児島	86.6
10	北海道	86.0
11	大阪	83.2
12	広島	77.9
13	山口	70.4
14	和歌山	66.1
15	岡山	65.1

2017年度宗教統計調査（文化庁）、2016年人口動態統計（厚生労働省）のデータをもとに編集部作成
網掛けは西日本の自治体。なお、末日聖徒もキリスト教徒に数えられている。

これを地図で見ると次のようになる。

北海道が多いように見えるが、上の数字を見ると大阪より少し多い程度である。上位５位までを、東京、長崎、神奈川、沖縄、兵庫が占めている。これで見ると東京はダントツ、10人に0.6人でかなりの率がキリスト教徒であることがわかり、驚いた。実数では東京都85万6千人と神奈川県30万4千人で約6割を占める。ただ、薄青の網掛けが西日本の自治体に多い（上位１５のうち2府１0県）ことを元記事は指摘している。さて、末日聖徒は一般のクリスチャンをどう見ているだろうか。私は黙っているけれど、相手はともかく、心中、彼らを身近な存在に感じている。