惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

引き分け

2018-06-25 21:15:04 | サッカー

 今朝の朝イチW杯は、日本対セネガル戦。
 ごめんなさい。ナマではなく、録画した画面に向かって応援しました。でも、心底、一所懸命、心をこめて、応援したのです。

 前半、ゴールキーパーの川島選手がパンチングしたボールがセネガル選手の脛に当たってゴールした時は、「ああ、やってまった!」と、一瞬、蒼白になりました。
 しかし、その後の試合運びを見ると、以前の、心細げだったり、あせったりしているような様子もなく、自分たちのサッカーをやれば何とかなるという自信と落ち着きが感じられました。なので、わりと安心して観戦。
 柴崎選手が前へ出した長いパスを長友選手が受けとめ、乾選手に渡すと、乾選手はセネガルゴール右上隅にきっちりとシュート。強化試合のパラグアイ戦での得点を再現したかのようで、お見事。

 後半、またもや1点リードされたものの、途中で投入された本田選手がゴールを決めてくれました。力まず、落ち着いて蹴れたのが良かった。

 しかし、引き分けというこの結果は、北海道のミズダコ・ラビオくんがコロンビア戦に続いてまたもや的中させていたとか。
 ポーランド戦は日本が負けるというのが、ラビオくんの予想らしいのですが、私は占いなんて信じませんから。ええ、まったく、信じていませんからね。

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ドイツ逆転勝利

2018-06-24 20:45:59 | サッカー

 今日の朝イチW杯はドイツ対スウェーデン戦。

 初戦でメキシコに敗れたドイツは今日、負けるとトーナメント進出が絶たれる背水の陣。しかし、前半、スウェーデンの見事なカウンター攻撃で1点を失い、そのまま後半へ。
 後半開始後すぐに得点し、ようやく振りだしに。と思ったものの、イエローカード2枚で1人退場。10人での試合となってしまいました。
 アディショナルタイムに突入し、引き分けに終わるかと思われた時、ゴール左斜め前からのフリーキックを得て、1人がボールにちょんと触った後、本命が蹴るというタイムミングずらし作戦が見事に奏功。素晴らしい弾道のシュートが決まりました。

 これでドイツは勝ち点3。F組はメキシコが勝ち点6でトップ。2位にドイツとスウェーデンが並び、韓国はまだ勝ち点なし。残るメキシコ対スウェーデン、ドイツ対韓国戦が注目されるところです。

 午後は駅前まで出かけて、我が街の「国際音楽祭」オープニングセレモニー。新垣隆さん作曲の「吹奏楽のためのディヴェルティンメント」が聴けたのがもうけもの。たくさん詰めかけた聴衆も喜んでいました。
 音楽祭はみんなが熱心に取り組んでいる感じが伝わってきて、面白いものになりそうです。


2018-06-23 21:28:33 | スポーツ

 サッカーW杯。昨夜はブラジル対コスタリカ。
 凄い試合でした。特に後半。

 怒涛の攻めを見せるブラジル相手に、必死に踏ん張って守るコスタリカ。押し込んでも、押し込んでも、得点ができないブラジルは攻め疲れをするのではないかと心配してしまうほど。それ程にコスタリカの運動量は凄い。
 とうとう0-0のまま6分間のアディショナルタイムに。
 ここでコスタリカの体力に限界が来たのでしょうか。アディショナルタイムの1分、ブラジルのコウチーニョ選手が得点。さらに7分にはネイマール選手が2点目を挙げました。

 試合終了後、ネイマール選手がピッチに腰を落とし、両手で顔を覆って泣いているのが印象的でした。さまざまな想いが去来し、感極まったのでしょう。
 これでブラジルは本来の強さを発揮できそう。

 朝イチで、先日、そのブラジルと引き分けたスイスと、セルビアとの試合。録画で見ました。

 試合開始後5分で、セルビアが先制。しかし、スイスは落ち着いていました。互角の戦いを進め、後半に入ると、シャカ選手が強烈なミドルシュート。さらに終了間際にはシャキリ選手がセンターライン付近から自分で持ち込んで、落ち着いたシュート。逆転勝利をものにしました。

 シャキリ選手もシャカ選手もゴールを決めた後、やや怖い表情で両手を胸の前で組み合わせ、影絵のハトのような形を作っていました。
 「何だろう?」と思ったのですが、民族的な深い意味があったようで、「政治的」だということで問題になるかもしれません。

 夜は、陸上の日本選手権の中継。
 注目の男子100メートル決勝は、山縣亮太選手が10秒05で完勝。準決勝までうまくいってなかったというスタートでは、ほぼいちばんの反応を見せ、そのままトップへ。最後までリードを譲りませんでした。

 山縣選手の隣のレーンを走った多田修平選手。
 山縣選手に懸命にくらいつき、途中までは離れずにいたのですが、最後は力尽きたかのように後退。10秒22で5位に終わった後、会場の隅で座り込んで泣いている姿が、チラッと映っていました。たぶん悔しさがこみ上げてきたのでしょうね。この先、頑張って欲しい。

 今日はネイマール選手と多田選手、2人の涙が強く心に残りました。


本屋さんへ

2018-06-22 20:44:31 | 日記

 朝イチW杯は録画してあったアルゼンチン対クロアチア戦。

 前半は緊迫した素晴らしいゲーム。アルゼンチンはマークの厳しいメッシ選手へのパスを自ら封じたのかと思いましたが、そうではなく、クロアチアがメッシへのパスを出させないようにしていたらしい。見事な戦いぶり。
 後半開始間もなく、押し込まれたアルゼンチンディフェンスがゴールキーパーにバックパスすると、焦ったキーパーはミスキック。ボールはふらふらと短く前方上空へ。駆けこんでいたクロアチアのレビッチ選手がすかさずボレーシュートを決めました。
 ここからアルゼンチン陣営は崩壊へ。クロアチアの2点目、モドリッチ選手の目の覚めるようなシュートが試合を決め、アディショナルタイムにはダメ押しの3点目。

 アルゼンチンはトーナメント進出が難しくなりました。まさか、こんなことになるとは。

 夕方、つつじヶ丘の本屋さん「書原」へ。
 筒井康隆『誰にもわかるハイデガー』(河出書房新社)、亀和田武『黄金のテレビデイズ 2004-2017』(いそっぷ社)など4冊購入。
 亀和田さんの本は2月に出ていたのですね。書店の棚を眺めてまわらなければ見逃すところでした。


夏至

2018-06-21 20:52:09 | 季節

 ずっと曇っていて、日没後になって空が晴れたようです。いつまでも外が明るい。

 サッカーW杯。昨夜はポルトガル対モロッコ、今朝は録画でスペイン対イラン戦を見ました。どちらも1-0でイベリア半島勢が勝利。

 ポルトガルの1点はロナウド選手のヘディングによるもの。コーナーキックからのボールを、巧みに相手陣をかいくぐり、腰を低くしてのヘディング。まるで忍者ですね。
 スペインの得点はイニエスタ選手がゴール前へ出した絶妙のパスを敵味方相乱れる中で、イラン選手の蹴った強いクリアーボールがスペイン選手の脚に当たって跳ね返り、枠の中へ飛び込んだもの。それまでイランはしっかり守っていたにもかかわらず、このベテランのひと蹴りにやられた感がありました。
 さすが、両チームともエースは格別。

 夕方、散歩の途中、取り壊された住宅跡の空き地を通りかかると、見慣れない植物に出遭いました。

 一見、ツメクサかと思いました。細い葉の草がモジャモジャと地面を覆っている様子はツメクサそっくり。
 でも、茎が長く立っていて、花も、大きさこそ似たようなものですが、薄紫色を帯びていて、ちょっと違っているような……。

 園芸品種が逃亡したものでしょうか。それとも、新しい外来種?
 私にはよくわかりません。知っている人、教えて!