惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

花粉

2021-05-29 21:13:56 | 市民農園

 今月11日の日記に、トウモロコシの雄穂(ゆうほ)が出始めたことを書きました。
 あれから18日経ち、雌穂(しほ)もそろそろ出てきて、受粉成功を祈っているところですが、今年はうまくゆきそうな予感が。

 というのも、雄穂の勢いがよくて一つの株の頂上に何本も形成されており、そのどれからも花粉がわんさと降り注いでいるから。

 葉の上にたまった「粉」がすべて花粉です。少し雄穂を揺らすと「バサバサ」という感じで花粉が落ちてきます。

 今までは作り方が下手で、雄穂が貧弱だったのです。同様に雌穂も貧弱で、うまく実が育ちませんでした。
 今年は教科書どおりに元肥を効かせ、追肥も施したので良い結果が生まれそう。今のところは楽しみです。

 〈小説推理〉7月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の4冊を取り上げています――

  • 呉明益『複眼人』(小栗山智訳、KADОKAWA)
  • ロバート・シルヴァーバーグ『小惑星ハイジャック』(伊藤典夫訳、創元SF文庫)
  • 大森望責任編集『NOVA 2021年夏号』(河出文庫)
  • 日本SF作家クラブ編『ポストコロナのSF』(ハヤカワ文庫JA)

 『複眼人』は台湾現代作家の海洋ファンタジーというか、近未来SFでもある。台湾民族から西欧、地球全体へと、広い視野をもつ作品です。



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