少し時間の余裕ができたので〈日経サイエンス〉5月号と6月号を拾い読み。
5月号では「徹底解説 COVID-19 ワクチン接種」。
新型コロナウイルスに対するワクチンのmRNAワクチンとウイルスベクターワクチンの解説は必読もの。
ファイザー&ビオンテックおよびモデルナ社がそれぞれ開発したmRNAワクチンが優れものである理由がわかるし、アストラゼネカとジョンソン&ジョンソンが開発したウイルスベクターワクチンがともに血栓を生じさせる可能性があることの背景にアデノウイルスの使用が関係しているのかなと想像させたりします。
またアメリカでのワクチン接種の課題の分析もありますが、引き比べ日本はどうなのかと考えると頭を抱えたくなりました。
ワクチンを配布しても、医師が足りなくて摂取が実施できない自治体があったりするのはどうなんですか? ずっと置きっぱなしということらしいんてすけれど、そこまで配慮した配布計画は立てられないものなのでしょうか。
話がそれましたが、続いて6月号。
こちらでは後遺症の解説。まだわからないことが多いようですが、今度のウイルスがいかに凶悪なのか、痛感させられます。
後遺症にもワクチンか有効だという話もありますが、それよりなにより、接種できないことにはどうしようもない。
と、また日本の現状に目が向いてしまいます。
どうしてこんなに「できない国」になってしまったんたろう。
夕方、ひさしぶりに駅前に出ると、駅ビルとデパートは食料品売り場を除いて、1年前同様、ほとんど休業していました。
駅前のパルコ正面入り口。エレベーターへの通路部分以外はシャッターが下りています。