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仙骨の役割と影響
仙骨の役割
下記のように「仙骨」は重要な「役割」を担っているとても大切な部分です。
整体や接骨、その他療法においても、理解や経験なくして軽々しく扱うことは控えなければなりません。
ダイエット、美容などの流行に乗じた軽々しい宣伝に注意してください。
仙骨は人間の土台の骨
現在、日本で一番高いビルをご存知ですか? 答えは、横浜にあるランドマークタワーの296メートル(70階)です。もし、このランドマークタワーの土台が傾いたらどうなるでしょうか?土台のほんのわずかの狂いでも、最上階では相当大きく傾き、倒壊してしまうことになるでしょう。
ビルをしっかりと支えるためには、土台が最も大切であるのと同じように、人間にもちゃんと土台があります。それはいったいどこにあるのでしょうか。
そう、それが仙骨なのです。ですからMRTでは、人間の身体を支える最も大切な土台の骨である「仙骨」を調整しているのです。
仙骨の位置を確認してみましょう。イラストの通り骨盤の中央、背骨の最下部に逆三角形をした骨があります。これが仙骨です。人体の上下、左右のちょうど真ん中に位置しており、人体の中心にある骨です。
この仙骨は左右の腸骨に挟まれるような状態にあり、背骨の最下部にありますので、上半身をすべて仙骨で支えるように位置していることがわかります。この仙骨が歪んでしまうと、先ほどのビルの話と同じで背骨が傾き、更には頭蓋骨もズレて、下半身にまでも影響を与えます。ですから仙骨は、位置的に見ても非常に重要な骨であるということがわかると思います。
仙骨の発するバイブレーション
人間の身体は、一見静止しているように見えますが、実際には精妙に振動しています。人間以外の脊椎動物はテーブルと同じ4本足ですから、物理的に安定して立ったり歩くことに不思議はありません。しかし、人間だけが2本足で歩いたり、走ったり、また片足で立ったまま持続できるのは、仙骨が精妙なバイブレーションを発しているからなのです。
勢いよく回転している「コマ」は、一見、静止しているように見えるものですが、これと同じことが人間の身体にも当てはまるのです。
例えば、コンパスで円を描こうとする時、その先端の針とエンピツの個所を動かしてコンパスを広げますが、このとき上部の留金(支点)の部分がまず動かなければ開きません。
それと同じように人間の足が動く時にも、実は足の付け根、つまり骨盤から動き出すのです。そして、さらにその前にまず骨盤の中心にある「仙骨」が行動を起こしているのです。
その際に、もし仙骨が正しいバイブレーションを発していないと、コマの回転が遅いのと同じで、人間はヨロヨロした歩き方しかできません。
コマの心棒が曲がってしまうとその回転が不安定になるように、人間の中心(中真)である「仙骨」が変位を起こすと、そのバイブレーション機能は低下し、病気やさまざまな症状など、不安定要素が発生するのです。
仙骨が人体に及ぼす影響
下記のように「仙骨」が人体に与える影響は重大です。
MRTでは月1回以上の研修を行ない、さまざまな事例や症例について研究し、常に最新の理論と技術を導入し、仙骨の治良についての細心の注意を心がけています。
人間には、プラスチックやセラミックなどの人工物で代用できない骨が二つあります。
それが「蝶形骨(頭蓋骨を構成している骨のひとつ)」と「仙骨」です。そして、この二つの骨を繋いでいる形で脊椎が存在しています。
(図:仙骨と蝶形骨の関係を表したMRTオリジナルモデル)
蝶形骨を簡単に説明すると、全身のホルモンのバランスをつかさどっている器官である脳下垂体をその上に乗せている骨です。
つまり、蝶形骨は、ホルモンのバランスにも密接に関わってきます。
この「仙骨-脊椎-蝶形骨」の関係をわかりやすくたとえると、「皿回し」のような関係です。
曲芸師の手元(仙骨)が正しく動いているときはお皿(蝶形骨)も正常な状態ですが、その動きに歪みが生じるとホルモンのバランスも崩れてしまいます。
また、多くの治療家は背骨をまっすぐにすれば、神経が正され、病気は治ると信じていますが、これは、それぞれの機能を理解しないために起きた大きな誤りです。
なぜなら、脊椎は単に神経の通路ではなく、生命の源である仙骨バイブレーションを全身に伝える回路として、大きな働きを担っているところなのです。そして神経の役目とは、バイブレーションの低下した箇所を感知して、痛みやカユミ、シビレとして脳にサインを送ることにあるからです。
神経が病気を良くすることはありません。仙骨バイブレーションというエネルギーが、あなたを快適で不自由のない日常へ導いてくれるのです。
特許認定の歩行模擬刺激型健康増進機「センコツくん」
- 「センコツくん」は、居ながらにして、実際の歩行により与えられる刺激と、同様の刺激を仙骨に与えることにより、健康の増進を図ることができる健康増進機です。
この構造により、特許を取得しています。(特許第4202050号) - ベルトコンベアーや足踏み式のウォーキングマシンのような筋力増強ではなく、健康増進である理由は、「センコツくんオフィシャルサイト」でご覧いただけます。