ⅱ 「差別」の実態を調べる -1- ~再開。222号記事につづく~
● 223-247の独立項:「区別、差別、人権を考える」をはさんでの25日ぶりの再開なので、まず 「日朝関係(戦後)の描き方」の前半(182~222)の構成をおさらいする。
ⅰ 終戦直後の引きあげ者(帰国者)の状況 1:実物コピー> 182-
ⅱ 2国の独立・朝鮮戦争 191-
ⅲ 竹島侵略 194-
ⅳ 講和条約 197-
Ⅴ 日韓基本条約 201-
ⅵ 現在の課題
・北朝鮮 207-
・韓国との関係 209-
・在日朝鮮人 210-
【調査1】終戦前の在日朝鮮人の滞在理由はなにか? 212-
【調査2】終戦直後の日本残留の理由はなにか? 214-
【調査3】現在の「在日韓国・朝鮮人に対する差別や偏見」の状況 216-
~ここまでが前半の記事~
● 前回の記事222の終わりは次のようになっている。
(祖国:韓国での「国政選挙権」への無関心さから推測すれば、 在日朝鮮人の多くは) 《韓国のことはどうでもいい、日本が大事》、あるいは、《将来ずっと日本で、(無責任な?)”永住外国人”をつづけたい》というのが本音としか思えないが…?
在日朝鮮人は、本当は、①全体として日本人から「差別」されてはいないと思っている、または、②「差別」はあるがそれでも日本で暮らしたいと思っている、のどちらかということなのだろうか?
●「在日朝鮮人についての教科書の描き方」についてのまとめ表を再掲する。
いま、「ⅳ 現在の課題」で追及しているのは、下記表右蘭の、《各社が書いている「解決すべき課題」の内容は妥当なのか?》 という問題について。
~次回から、《現在の「在日韓国・朝鮮人に対する差別や偏見の状況》や、《現在の在日韓国・朝鮮人に対する「権利の制限」(帝国書院)や、「さまざまな制度で不平等な扱い」(教育出版)とはどんなものなのか?》 について、事実にもとづいて考えていきます。~