【清水書院】
【学び舎】
この2社の記事を読むと、《被害者である朝鮮の悲哀がひしひしと伝わって》きますね。
ここでは、”日本人の視線& . . . 本文を読む
【教育出版】
【日本文教】
【トリビア?】 「とどめ」とは微妙な表現・・・本来は「駐留し」や「進出させ」と書くべきだろう。 ①《駐留し、影響力を強め》ならロシアの意図はよくわかる。しかし、②《とどめ、影響力を強め》は、矛盾しているように感じる。
もしかしたら、中学生に、①《ロシアが満州に軍隊を駐留して韓国 . . . 本文を読む
~ここからの6社については、”筆者の立ち位置”や”視点”を意識してみてください。ここから「植民地」という表現が登場します。~
【東京書籍】 ※全国シェア約1/2、およそ50万人の中学生がこの教科書。
【帝国書院】
~次 . . . 本文を読む
ⅳ 日露戦争・日韓併合の描き方
■実物コピー 1/4
※各社とも分量が多いので、2社ずつ紹介します。
【育鵬社】
【自由社】
・自由社 「日本語教育とともに、ハングル文字を導入した教育を行った。」・・・初めて知った方が多いのではないでしょうか . . . 本文を読む
■「日清戦争のころ」のまとめと考察
1 「ロシア・英国の動きと日本の状況」の描き方
上表の備考にあげているように、我が国の安全保障は「危機的状況」にあった。
その大状況を抜きにしては、《朝鮮を清から独立させ、日本の力で、ロ・英による朝鮮半島の植民地化を防ぐ》という当時の我が国の大戦略が理解できないだろう。
この状況を解説しているのは育鵬社だけ。
※現在からみた . . . 本文を読む
■実物コピー 2/2
【教育出版】
【日本文教】
【清水書院】
【学び舎】
いつもながら、学び舎はどこの国の人間が書いたかわからないような視点(ここの場合は日本か朝鮮か)。
ところで、8社のうち、1社だけが「わが国は」という主語を採用しているのですが、お分かりになりましたか? . . . 本文を読む
ⅲ 「日清戦争のころ」の描き方
このころの朝鮮の状況は”複雑怪奇”・・・そこで、まず実物コピーを紹介したあと、ポイントごとにウィキペデアを基準にしてくわしく比べていくことにしました。
■実物コピー 1/2
【育鵬社】
【自由社】
【東京書籍】
【 . . . 本文を読む
~前回のつづき~
《どの社の教科書が、どの国を重視している(=頁使用量が多い)のか》については、評価無しで伝えることができるので、このシリーズの使命は果たせる。
が、せっかくだから、もう少し具体的に考えてみる。
■「近・現代史」のなかで、近隣諸国をどの程度描くべきか
明治維新(1868)から大東亜戦争終戦(1945)までの77年の間で、我が国と歴史的関係の深かったアジ . . . 本文を読む
このシリーズ1番の目的は、今使われている検定済み8種類の中学歴史教科書の実像を知ってもらうこと・・・それは、実物コピーをできるかぎりたくさん載せることで果たせていると思います。
2番目は、ちがいを知ってもらうこと・・・それは、《記述がかなりちがう歴史事象(項)》を見つけて紹介することでかなり役立っているのではないかと思います。
■評価のむずかしさ
こつこつと作業すること . . . 本文を読む
■「征韓論・日朝修好条規のころ」のまとめと考察 2/2
~まとめ表再掲~
1「日朝修好条規」締結後の朝鮮の状況の描き方
もっとも重要な政治的事象は、朝鮮国内の政治的対立。
国策を大きく左右する親清派(事大党・守旧派・保守派)と親日派(独立党・開化派)の対立を描かないと、その後の歴史的なりゆきを正確に理解することはできない。
・国内の対立についてまったく . . . 本文を読む