■日本国の国家百年の計
~まだまだ、当分は(※宇宙人が攻めてくるまで?)「国家主権を維持した国家運営」が必要なようだから、百年の計も必要~
これからの国家百年の計(の一つ)は、「①わが国日本に誇りをもち、②人類社会の運営に大きく貢献できる 国民を育てる教育」だと思います。戦後日本の政権を担い続けてきた自民党は、その途中で「国家百年の計」を軽視してきたと言われてもしかたがないと思います。(「教育は票にならない」から?)
どんな組織でも人材次第というのは常識中の常識。なのに、
・例1:この数十年! 小中学校の学級定員はいまだに40名のまま! 完全な教育後進国です。
・例2:小中学校で作っている印刷物は、白黒! 学校にカネがないから!!!・・・カラー刷りの資料などを白黒コピー印刷すると、色分けしてあるグラフなどは、見にくいだけでなく、区別さえできない(※資料として完全失格!)ことがある。
例をあげればきりがないが、現在の教育状況には、れっきとした先進国に返り咲きたいのならば、さまざまな、克服・解決すべき課題があります。(※先進国ではなくなって、のんびりと、あるいは、近隣国の脅威におびえながら暮らしたいというのなら今のままでもいい。)
ここでは、そのほんの一部の、《わが国に誇りをもつことのできる中学校歴史教育の実現》のためにできることを提案します。
日本を大事に想う日本人は、これから1年ほどは自由に、《中学歴史教科書の、今年度:平成31年4月~令和2年3月)の検定と、来年度(令和2年4月~)の夏頃の採択に関して、政治家と文部科学省、各自治体の首長・教育長・教育委員の方々に働きかけることができます。
~つづく~
《著者:松永正紀 教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》