30 国連・国際関係(主に冷戦終了後~現在) 6/n
※日朝:201~ /日中:337~ /日露:400~ /核兵器・原子力 414~ /日米:663~の各関係は既述したので、この項では省く。
■まとめと考察 ⑴ 国連・安全保障関連 3/3
2 「地域紛争」の描き方
● 湾岸戦争の際に、《日本の国際貢献の内容が問われた》ことを描いている。→ 〇 5社:育鵬社、自由社、東京書籍、帝国書院、清水書院。
●湾岸戦争には言及しているが、《上記》について描いていない。 → △ 教育出版、学び舎。
●湾岸戦争そのものが無記。 → ✖ 日本文教。
※PKO活動は、現在の日本の《安全保障に関する国際関係》においては、日米安保条約と同様に重要なこと。そのPKO活動が始まるきっかけとなった湾岸戦争時の状況についての知識は、日本国民にとって必須だろう。
3 「日本のPKO活動」の描き方
●《他国軍と同じような武力行使》ができないことを描いている。 → 〇 育鵬社。
●PKO活動は描いているが、《上記》について描いていない。 → ✖ 6社 自由社、東京書籍、帝国書院、教育出版、日本文教、清水書院。
※日本国民は、現行憲法の制約により、武力行使については普通の(=世界標準)の活動ができないことを知っておく必要があるだろう。
●PKO活動そのものが無記! → ✖✖ 学び舎。
4 「アメリカ同時多発テロに関する、イラク戦争」の描き方
●アメリカの開戦理由がまちがっていたことを描いている。 → 〇 清水書院。
●上記について描いていない。△ 7社(清水書院以外)
※①宣言した開戦理由が「まちがって」いたという異常性(「嘘」だったと言う人々もいる)、および、②その後の国際政治状況に大きな影響を与え続けている、という理由により、言及すべきことがらだと考える。
~次回、⑵国際関係1/n~
<全リンク⇒1へ> <30国連・国際関係:実物コピー 667・668・669・⑴国連670・671・672 ⑵国際関係>
《著者:松永正紀 教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》※記事の不備等に関するお願い…《ブログ「やおよろずの神々の棲む国で」の記事》が原典。他に2つのサイトに同時に投稿中。不備等の後日修正は原典のみで実施中ですが、事情により原典ブログではコメント機能を止めています。ブログの内容に疑問がある場合は、投稿中の2つのサイト<AまたはB >へのコメントで教えてください。