7:20AM、今日 朝の市場に宿の4人と一緒に行く予定なので 起こしてもらう。
すぐに用意し出発。
バルパライソ方面にその市場があり、30分ほどの道のり。市場につくまでほとんど町を歩いている人がいない。土曜日ということもあるのだろうが、静か過ぎる朝だ。
住宅街を歩くコースで行き、市場に到着。
普通に外で魚介類をならべて商売をしている。中には水揚げされた状態のままボートの上で魚やイカを売っている店もある。
市場のおっさんも写真撮影には快く応じてくれ楽しい。
?さんが今回のメインとなるレイネッタと呼ばれる魚を購入。
すぐそばでチップを払い捌いてくれる。
H口さんはムール貝と名前のわからない貝を買っていた。女性のM本さんはカニを3匹買っていた。自分はホタテを買うつもりで行ったのに、市場に行ったらすっかりそのことを忘れていた。
30分ほど過ごし、市場をでるときに露店でおばちゃんがエンパナーダを売っていた。はじめ安い200ペソのものを買おうとしたら、よく観るとそれはチーズ入り。もう一つ400ペソの海産物入りのエンパナーダが看板に出ていたので購入。
貝が具に入っていて美味かった。食べながら宿に帰る。
M本さんが世界一周中でその写真を持っていた(外付HD)ので、ノーパソにつないで見せてもらう。南極の写真とか美しかった。
その間、Hさんがムール貝のバター醤油焼きをつくる。なんとスペイン語の「バター」と「ラード」の単語が似ているらしく間違えて買ってしまったらしい。だから正確にはラード焼きとなる。
それが終わって、買ってきた魚をS根さんとM本さんとが準備。
S根さんが結構先頭を切って計画を立てていたし、この宿に居る期間も長いのでてっきり捌くのが上手いのかと思ったら、初めてとのこと。二人とも結構苦戦していた。
しばらくしたらS根さんのうわぁという声が。観ると寄生虫?か何かで白い1センチくらいの大きさのナメクジのようなものが魚の端から出てきた。微妙に動いている・・・。
うーん。切り身も現地の汚いまな板できっただけあって怪しげなので「水で洗いましょうよ」と提案するがS根さんは断固拒否。身が水分を吸って水っぽくなるからという理由だが、それよりも安心して食べたいのが僕の心情だが。
・・・とちょうど皿に盛り付けられたころ、宿に到着したばかりのM浦君が到着。一緒に刺身会となる。
みんなそれぞれ醤油を持っている。僕もマイ醤油を出す。ちゃんとチューブのわさびを持っている人がいて使わせてもらう。
味は美味い。寄生虫を観ていないM浦君にも食べさせる。もちろん前もって虫の情報を与えインフォームドコンセントを得ておく。
刺身を5切れほど食べただけのM本さんは持っていた味噌で魚を茹でて味噌スープを作る。虫を見てげんなりしていた彼女がそのスープのおいしさに饒舌に。
6人で刺身などを食べながら談話するが、3分に一度の割合で虫の話になるから面白かった。
自分は洗濯をして、外へ出てネットを一時間。
パン屋でいろいろ買い物。果汁のジュースのパック三つで1100ペソと安いので購入。パンも量り売りで1kg750ペソ(購入は210ペソ分)。
チリも買い物を工夫すれば安く済む。
宿に帰り、おやつとしてさっき買ったバターを塗ってパンを食べる。安いパンだがフライパンで少し焦げ目をつけて食べると充分おいしい。
部屋でDVD「義経」や「この夏は忘れない」を観るなどして過ごす。うーん、まったりし過ぎかも。
7:30PM頃になったので、サンチアゴで買っていたトマトソース(といってもほとんどケチャップの味)とH田さんのムール貝を5つもらい、パスタ。
コンソメスープ・玉ねぎ・にんにくでソースにコクを出してみたりする。なかなかおいしく出来た。
宿のメンバーでおしゃべりし、自分の部屋で日記を書くなどして就寝。
たまには海外で何の観光もせず過ごすのもいいもんだ。
※1チリペソ=0.2円として計算
※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。
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