古典小説映像化

　海外ドラマ「アンという名の少女」、もうじき2期めをやるという事で1期の再放送をしている。
　最初に見た時は、とにかく映像が美しくておもしろいドラマと思って見てたんだけど、今見返すとちょっとちぐはぐなドラマだな…？とひっかかるようになってしまった。
　最初に見た時におもしろい、と思った部分はみんな原作の「赤毛のアン」にあるセリフとエピソードで、その合間にオリジナルのエピソードやセリフがちょこちょこはいってるんだけど、これが言っちゃなんだがサディスティックなエロスが強い。前は「いじめ描写がキツいな」ってぐらいだったんだけど、あれが「いじめ」と誤認してしまうのはそんなシーンのすぐ跡に、原作どおりのアンの前向きなセリフが入るせいで、結果あのぐらいの暴力も大したことはないって描写になってしまってるからだな。
　古典作品の映像化には製作側の個性を盛り込むのは当然なんだろうけど、だったら原作の明るさにおんぶにだっこしてないで、暗いエピソードを入れたなりに当然ゆがんだ人物像を描くってのがスジじゃないかしら。それとももしかして2期ではゆがみまくってしまったアンが登場するのかな？（だから1期を再放送してるとか）

郵便振替

　先日通販でうっかりミスをしてしまいました。
　大昔から使っていた郵便振替、しばらく前から郵送でのお報せが取りやめになると聞いて、ネットの郵貯ダイレクトをとったのだけど、こちらで使うのはほとんどが郵便振込の方だったので振替の方の口座の中のお報せを受け取る方法を調べてなかったのだ…振込みとは手続きの仕様が違ったのね。そんな訳でお申し込みに気づかず、お問い合わせメールを頂くまで激しく遅れてしまった、ほんとに申し訳ありません！
　アナログのものがいろいろ廃止になっていって、廃止直後は「では新しい手続きを」って覚えてるのだけど、1年以上使っていないと変えた事をけろっと忘れてしまっていけない。やっぱり昔使い慣れたやり方の方を思い出してしまうので、テンプレ通りの頭の固い年寄り仕草になってしまった、はんせい。