今までぐだぐだ言っていた安保法案が通ってしまって、今日からは安保法制という事になってしまうのかな。
これだけ具体的に反対の声と活動が活発になって、憲法違反に対してのちゃんとした説明もできないままなのに「日本の土台を破壊」(岸井成格・NEWS23)するような大ごとな法案が通ってしまうというのは、やっぱり総理大臣の権限というのはとても巨大なものなんだなと暗澹としてしまう。
でも正直言って、法案が参院に送られるあたりまで野党もあんまり真剣に止めようとしたとは思えないんだよな。
この先はほんとに法制廃棄の方にもっていくようしつこくぎゃんぎゃん言い続けなくてはいかんと思う。仕方ないと思ったらそれはもう認めて受け入れたと同様だから、法案作る環境を整えた(今の政権を選挙で選んだ)のと同様に罪深い事だと思う。
逆にそのままほったらかしていったらどうなるのかなと、悪いほうに想像してみた。
まずは自衛隊の呼称を変えないといけないよね。海外に攻撃に出られる軍隊という事だから、日本軍みたいな名前がつくんだろうか。またはNATO風に環太平洋条約機構軍、みたいな感じにボカすとか。
法案賛成派の中には、戦地に行った自衛隊の人が戦闘に参加できないとか不便を強いられているのが気の毒、という話があったけど、実際他の国の軍の主導のもとに組み込まれるとしたら、多分決定権は外国の軍隊の上の方であって、現場に派遣される隊員の環境ははるかに苛烈になるだろうな。どこの国だって、自分とこの兵士の被害者はなるたけ出したくないんだから、そこに手足になるだけの軍隊のアテができるのなら、その人たちに最前線にでてもらいたいだろうからね。
あとは積極的平和主義(積極的に戦争参加する)となれば、戦争の旨みなんて兵器製造輸出しかないんだから、人と金を出すだけで収入が見込まれない状況が続けば立ち行かなくなる、って言い出す畑が必ず出てくるに違いねえ、結果武器製造輸出のブレーキが外されるだろうな。
明治の終わりに、軍国主義がどんどん強くなっていく日本を評してラフカディオ・ハーンが
日本、だんだん、悪い なりましょう。
日本人、これから多く 悩みましょう。
と嘆いた環境が再現されかねないと、ほんとに心配している。
なんとかなるかもしれないと思っている人は、一体どこにブレーキになるものが存在していると考えているのか、私には判らない。
これだけ具体的に反対の声と活動が活発になって、憲法違反に対してのちゃんとした説明もできないままなのに「日本の土台を破壊」(岸井成格・NEWS23)するような大ごとな法案が通ってしまうというのは、やっぱり総理大臣の権限というのはとても巨大なものなんだなと暗澹としてしまう。
でも正直言って、法案が参院に送られるあたりまで野党もあんまり真剣に止めようとしたとは思えないんだよな。
この先はほんとに法制廃棄の方にもっていくようしつこくぎゃんぎゃん言い続けなくてはいかんと思う。仕方ないと思ったらそれはもう認めて受け入れたと同様だから、法案作る環境を整えた(今の政権を選挙で選んだ)のと同様に罪深い事だと思う。
逆にそのままほったらかしていったらどうなるのかなと、悪いほうに想像してみた。
まずは自衛隊の呼称を変えないといけないよね。海外に攻撃に出られる軍隊という事だから、日本軍みたいな名前がつくんだろうか。またはNATO風に環太平洋条約機構軍、みたいな感じにボカすとか。
法案賛成派の中には、戦地に行った自衛隊の人が戦闘に参加できないとか不便を強いられているのが気の毒、という話があったけど、実際他の国の軍の主導のもとに組み込まれるとしたら、多分決定権は外国の軍隊の上の方であって、現場に派遣される隊員の環境ははるかに苛烈になるだろうな。どこの国だって、自分とこの兵士の被害者はなるたけ出したくないんだから、そこに手足になるだけの軍隊のアテができるのなら、その人たちに最前線にでてもらいたいだろうからね。
あとは積極的平和主義(積極的に戦争参加する)となれば、戦争の旨みなんて兵器製造輸出しかないんだから、人と金を出すだけで収入が見込まれない状況が続けば立ち行かなくなる、って言い出す畑が必ず出てくるに違いねえ、結果武器製造輸出のブレーキが外されるだろうな。
明治の終わりに、軍国主義がどんどん強くなっていく日本を評してラフカディオ・ハーンが
日本、だんだん、悪い なりましょう。
日本人、これから多く 悩みましょう。
と嘆いた環境が再現されかねないと、ほんとに心配している。
なんとかなるかもしれないと思っている人は、一体どこにブレーキになるものが存在していると考えているのか、私には判らない。
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