のそのそ日記

イベント・展示会案内、その他つれづれ

新自由主義

2019-02-10 21:59:00 | ノンジャンル
 Twitterでちょくちょく見かける若い人の「社会がしんどい」話、ほんとに普段おたく話をしているアカウントでもこぼさずにはいられないくらい深刻になっているんだよなと切なくなってくる。

>鐘の音@冬コミ新刊 🍈さま委託中‏

>なぜ子供が生まれないか? だけど「まともな就職先が20年ほど無かった。公務員ですら高嶺の花だった。就職してもブラック企業で結婚なんかできない。そのくせ育児のハードルはめっちゃ高くなってサビ残から帰ってきたら育児をしない親は親じゃないとか社会から叩かれる」が答え


 それでちょっと思ったことを覚書。

 あんまりSNSでは話題にでないけど、20年位前小泉政権から本格的に始まった新自由主義、辞書を引いたら「政府が経済への介入の度合いを減らして市場の自由競争によって経済の効率化と発展を実現させる」とか書いてあるんだけど、どっちかというと今の政府のしてる新自由主義って、海外との競争に勝つために企業に対して優遇措置を講じまくってるって印象が強いんだけど。

 首相が外遊するたびに、この国に○○おくえん拠出しますっていうのも企業進出の補助だし、企業の業績がいいという報告の割に社員を削減しまくり給料があがらないのも、企業と投資家優先で働いている人の生活の保障が雑でも許されてる訳だし、そもそも正社員が異様に減らされて企業と働く人の間に派遣会社が入り込むことによって、社員の権利向上が物申せなくなるシステムをがっちり固めたのもこの頃だよね。
 私は政治も経済もよくわからんけど、小泉さんの頃にスタートして未だに続いている「政府発表では好景気だけど生活者にはさっぱりその実感がわかない」新自由主義が、はっきり生活者への害悪だと思っていいんじゃないかなと思っているよ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする