ペン入れ大体終了。けしごむかけたら背景と効果線にいこう。
画面に大体絵がはいってくると作業も楽しいなっと。
9日に本屋さんに行ったついでに、自分用の本も買ってきました。「生きて帰ってきた男」(小熊英二著・岩波新書刊(と「シャルリとは誰か?」(エマニュエル・トッド著・文春新書刊)。
最初に読み始めた小熊さんの本は、シベリア抑留から生きて帰ってきたお父さんの聞き取り本。
よくある家族史的な内容なのかな~と思って、今まで気になってはいたけど手にはとらなかったのだ(気になった理由は昨夏の終わりに新聞に載っていた「戦後とはなにか?」ちう記事が興味深かったから)。
このお父さん(去年で89歳)、インテリ層の人じゃなくて北海道から東京に移り住んだいわゆる都市流入組。
生まれた北海道の生活と東京での生活、戦争に召集されてシベリア抑留を体験して、帰国してから戦後の怒涛の生活をくぐりぬけて、という流れを全部通してしごく淡々と語っていて、それに聞き取りをしている息子(書き手)が、当時の都市と地方の苛烈な格差、生活の中で非常に簡単に死んでいく女性達、生活と政治や経済の流れとの関係を分析しながら、これまた淡々と書き添えていました。
全体、市井の人の経験と時事解説を同時にしてもらってる感じで、センチメンタルの入るスキがないところがとてもいい。
まだ最後のまとめの8章を読んでいないのでなんですが、今のところヘビィな内容な割に、ものすご淡白な文章という印象です。
でも「戦後」という時代に対して、この人がとても客観的に見る理由がなんだか納得いきました。
封殺原稿終わったらインフォメとか色々更新しようメモメモ。
画面に大体絵がはいってくると作業も楽しいなっと。
9日に本屋さんに行ったついでに、自分用の本も買ってきました。「生きて帰ってきた男」(小熊英二著・岩波新書刊(と「シャルリとは誰か?」(エマニュエル・トッド著・文春新書刊)。
最初に読み始めた小熊さんの本は、シベリア抑留から生きて帰ってきたお父さんの聞き取り本。
よくある家族史的な内容なのかな~と思って、今まで気になってはいたけど手にはとらなかったのだ(気になった理由は昨夏の終わりに新聞に載っていた「戦後とはなにか?」ちう記事が興味深かったから)。
このお父さん(去年で89歳)、インテリ層の人じゃなくて北海道から東京に移り住んだいわゆる都市流入組。
生まれた北海道の生活と東京での生活、戦争に召集されてシベリア抑留を体験して、帰国してから戦後の怒涛の生活をくぐりぬけて、という流れを全部通してしごく淡々と語っていて、それに聞き取りをしている息子(書き手)が、当時の都市と地方の苛烈な格差、生活の中で非常に簡単に死んでいく女性達、生活と政治や経済の流れとの関係を分析しながら、これまた淡々と書き添えていました。
全体、市井の人の経験と時事解説を同時にしてもらってる感じで、センチメンタルの入るスキがないところがとてもいい。
まだ最後のまとめの8章を読んでいないのでなんですが、今のところヘビィな内容な割に、ものすご淡白な文章という印象です。
でも「戦後」という時代に対して、この人がとても客観的に見る理由がなんだか納得いきました。
封殺原稿終わったらインフォメとか色々更新しようメモメモ。