のそのそ日記

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食べるもの雑記

2014-11-17 17:35:00 | ノンジャンル
 過日。
 友人がちびっこと乳幼児の子育てで大変だった頃、「食材に冷凍食品ばっかりつかって私はダメダメだー!」と激しく反省していたら、友達が「今は冷凍技術が発達してるから栄養だってそんなに損なわれてないし、保存料や添加物てんこもりの弁当や惣菜よりずっといいんだから!」と言ってくれて目からウロコが落ちた。…という話をしていました。
 そういえばいつぞやのんちゃんとこで借りた「もやしもん」にも添加物のびっくり量の話がのっていたな。

 そして更に、福岡先生の本の中で「コンビニの弁当や大量生産のパンがなぜ腐らないか」って話で、保存料が微生物にどんな作用をしてるのかを判り易く説明してくれてたのを思い出しました。(のに書名を忘れたガーーン)

 食べ物の原材料の欄に書いてあるこの謎の食材、いまや日常で非常に沢山使われている添加物・保存料の存在に自覚的になろう!という流れはすごく大事ないいことだと思うのだ。

 同時に思い出すことがあって、私が小さい頃は食に対して保護者はわりと神経質だったと思うのよ(添加物じゃなくて食中毒の方。)

 私はわりと田舎で大雑把に育ったクチで、塩田水没疑惑だの教会失踪事件だのやらかした割に、親は放任主義を貫いていました。
 それでも腹痛やお腹をくだしたって事に関してだけは、速攻で病院に連れて行かれたんだわ…だってほんとに子どもがちょいちょい亡くなっていたんだもんさ。
 ちゃまのお母さんも「子どもの頃、お寿司っていうのは握ったご飯の上に魚をのっけて蒸しあげる料理だと思っていた」そうで、やっぱり幼い姉妹が亡くなってから家族が食中毒をほんとに怖がっていたんだと思います。

 頑丈な人はいい、でも体力や抵抗力の少ない人や子どもが危険にさらされないために使われるはずの添加物だったと思うんだけど、今は頑丈な人でも1日でも製造年月日の新しいものを選んで買うよねえ。
 食品を作るほうも、誰かが食中毒おこして営業停止になるくらいなら、保険のつもりで添加物入れるだろうし。

 添加物批判をするのは簡単、でもそこにある添加物が「なぜ」あるようになったかを考える機会がもっとあったら、その功罪についてもちゃんと向き合うことができるようになるんじゃないかな。
 そういう問題に興味のある若い人って、決して少なくはないと思うYO。

コメント
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