GW後、ちゃまが昔のテレビ番組のビデオをDVDにダビングしていました。
妹ちゃんから頼まれた80年代の「笑っていいとも」とか音楽系バラエティ番組の数々。ダビング中流しているのを見たら、しみじみ今の映像の世界って洗練されてきてるんだなあと感心してしまったYO。
そして学生時代、どうしてもバラエティ番組が見られなかった理由もわかりました。当時は長いこと学校の寮にいて、芸能人の見分けがさっぱり付かなかったせいかと思っていたけど、この年になってみると、喋りがあまりに断定的で全く対話の体をなしていなかったからだったと納得。
一応、スタジオの数人が話しあっている形になっているけど、メインの一人の長口上をただ周りの女の子たちが「わあすごい」「そうなんですかあ」の合いの手を入れるだけで進めてます。多分「意見を返す・質問を挟む」のは禁止されていたんだろうな。
なので単純に比較してしまってはいけないんだろうけど、タモリさんの喋りや受け答えがものすごく真っ当で新鮮だったよ!
ぶっちゃけ真面目なニュース系アーカイブスで見たコメンテーターより、ずっと相手に対して誠実だったような。
多分「言いたい事だけを聞かせ続ける」のと「自分が予想している以外の返答は黙殺する」のが普通だった映像界で「キャパの許すとこまでは受け止める」「受け止めきれない部分は自分を笑ってもらう」姿勢で通したのが、見ていて気持ちよかったんじゃないかと。
もう前世紀になるけどN○Kでなぜか「いいとも」の舞台裏ドキュ番をやっていて、収録後の森田氏(前髪がおりてる!)が「番組の内容があまりに薄くて忸怩たる思いはある」と語っているのを見たことがありました。
当時はこの番組を見ていなかったので「そうなのか」と思ってしまったけど、長い時間がたってみると、作り手と視聴者の常識の距離を縮めるのに大いに貢献したんでは?と思った次第。
こういう言葉の伝え方に敏感な人たちがいなかったら、今みたいにネットの力が大きくなった時代、テレビの受ける打撃はもっと甚だしかったんじゃないかな。
妹ちゃんから頼まれた80年代の「笑っていいとも」とか音楽系バラエティ番組の数々。ダビング中流しているのを見たら、しみじみ今の映像の世界って洗練されてきてるんだなあと感心してしまったYO。
そして学生時代、どうしてもバラエティ番組が見られなかった理由もわかりました。当時は長いこと学校の寮にいて、芸能人の見分けがさっぱり付かなかったせいかと思っていたけど、この年になってみると、喋りがあまりに断定的で全く対話の体をなしていなかったからだったと納得。
一応、スタジオの数人が話しあっている形になっているけど、メインの一人の長口上をただ周りの女の子たちが「わあすごい」「そうなんですかあ」の合いの手を入れるだけで進めてます。多分「意見を返す・質問を挟む」のは禁止されていたんだろうな。
なので単純に比較してしまってはいけないんだろうけど、タモリさんの喋りや受け答えがものすごく真っ当で新鮮だったよ!
ぶっちゃけ真面目なニュース系アーカイブスで見たコメンテーターより、ずっと相手に対して誠実だったような。
多分「言いたい事だけを聞かせ続ける」のと「自分が予想している以外の返答は黙殺する」のが普通だった映像界で「キャパの許すとこまでは受け止める」「受け止めきれない部分は自分を笑ってもらう」姿勢で通したのが、見ていて気持ちよかったんじゃないかと。
もう前世紀になるけどN○Kでなぜか「いいとも」の舞台裏ドキュ番をやっていて、収録後の森田氏(前髪がおりてる!)が「番組の内容があまりに薄くて忸怩たる思いはある」と語っているのを見たことがありました。
当時はこの番組を見ていなかったので「そうなのか」と思ってしまったけど、長い時間がたってみると、作り手と視聴者の常識の距離を縮めるのに大いに貢献したんでは?と思った次第。
こういう言葉の伝え方に敏感な人たちがいなかったら、今みたいにネットの力が大きくなった時代、テレビの受ける打撃はもっと甚だしかったんじゃないかな。