豪州帰りの「えりー」日記

メルボルンでの学生ワーホリ経験をシニカルに慎ましくご紹介。その経験を映像業界で活かしたり殺したりな趣味ブログ。

私的ブログの書き方!的な

2019-07-01 00:00:00 | 日記
先週東京オリンピック2020のチケット当落が発表されましたね。私は陸上競技と男子サッカーに応募しましたが、チケットは残念ながらご用意されませんでした(おのれイープラス)来年からは新社会人として東京で働くことになったので、こんなに都合のいいことなんて無いと思っていましたがダメでした。現実は非情でした。そもそも社会人1年目のペーペーが気軽に有休を取ってオリンピックを観に行くことなど出来るのでしょうかね?

チケットに当選する前に当選した後の悩みを妄想していました「えりー」です。結局落選したので悩む必要が無くなりました(わーい)

今回は趣向を変えて私がいつもどのようにしてブログを更新しているのかを語りたいと思います。語ると言っても、「これを読んで少しでもブログを始めてみようと思って頂ければ」なんて期待はあまりしていません。これは何となく私がどうやって記事を書いているのかを記録しておこうと思っただけの記事なのです。

① モチベーションを作ろう
 まずは何をし始めるにも、それをするためのモチベーションを作る必要があります。「よしやるぞ!」という気持ちが無ければ何かをし始めたとしても集中力は持ちませんし、すぐに他のことに気持ちが移ってしまいます。
 いくらモノが無いことが自慢の6畳半の私のワンルーム(日当たり良好)と言えども、情報の宝庫であるインターネットの誘惑が常に近くにある限り、並々ならぬ集中力が無ければ興味はすぐに情報の海という避暑地へバカンスに行ってしまいます。「今日は記事を書くんだ!」という強い強い強い超強い気持ちが記事を生み出す原動力になるのです

② ネタを決めよう
 「今日は記事を書くんだ!」と高いモチベーションを作り上げた次にすべきことは何か。そう、「何を記事にするのか」というネタの決定です。実はこの段階が非常に大変なのです。
 記事を書くというモチベーションだけでは記事は生まれません。「うおおお!」という勢いだけでは何も成功しません。「何を記事にするのか」という方向性がキチンと定まって無ければ、単なる文章の集まりになってしまいます。
 そのせいでここ2週間は何を書き始めても途中で頓挫しては全てをデリートすることが続きました。「うおおお!」と勢いよく書き進めたほとんどがお蔵入り。パンパンに膨らんだお蔵は今にもはちきれんばかりで、私はそれを目にするたびにモチベーションを失います。これがいわゆるスランプ状態であり、全ブロガーの天敵なのです(そうなの?)

③ とりあえず書き切ろう
 高いモチベーションを保ちつつ、何を書くのかの方向性を定めたら、今度はそれについてとりあえず最後まで書き切ります。結論に急ぎたい気持ちを抑えながらとにかく書き切ります。「続きは明日かな~」はご法度です。私の経験上、その「明日」は永遠に訪れませんでした(翌朝読み返しては何故か消してしまうのです。そしてお蔵入りに)
 こうした努力のおかげで記事の原文は出来上がります。内容や構成、誤字脱字は置いといて、一旦原文を書き切ったという満足感に包まれ、わずかな安心感と悦に入ることが出来ます。

④ 投稿しよう
 少し話が逸れますが、みなさんは学校の授業などで教科書やノートに落書きしたことはありませんか?私は恥ずかしながら今でもたまにしてしまいます。そんな適当に描いた落書きであっても、稀に自信作と言えるようなモノが生まれることがあります(よね?)
 やはり上手く描けた落書きは誰かに見せたいものです。しかしどうせ見せるならばよりより落書きを見せたいのが創作する側に立つ者の性なのです(なのです)
 それはブログとて同じことであり、この段階では原文をもう1度頭から読み直して推敲を加えます。言葉遣いや言い回しなどを変えたり、軽くしたりくどくしたりと直感に頼って手を加えていきます。この段階をこだわれるかどうかに各々の「文章力・構成力」が問われるような気がします。自分のイロを出しつつも読者が読みやすいように配慮する。この段階のこだわりが記事をより魅力的なものに仕上げるのです。
 そうして出来た記事は圧倒的な自信のもとで世の中へと送り出されます。投稿ボタンをクリックするその姿はサマーウォーズの「よろしくお願いしまぁぁぁぁすっ‼」のシーンに近い勢いがあります(しかし真顔)

⑤ 忘れた頃に読んでみよう
 ①~④の各段階を踏むことを意識して(1年前も同じ意識でやっていたかどうかは不明ですが)仕上げた記事を投稿後にある程度の時間を空けてから読み直してみましょう
 すると見えてくるのは誤字脱字、理解し難い表現、何故選ばれたのか分からない写真たち。思わず恥ずかしくなり、もう1度書き直したくなります。 しかしそれらがある意味ではそのブログの魅力であり、そのブログの個性でもあるのです。自信を持ちましょう。
 それらを愛し受け入れ、またそれらになりうるものを書き続けることが出来ればあなたも立派なブロガーです。と、まるで私が既に立派なブロガーであるかのように語ります

⑥ 最後に
 忘れてはいけないのがブログを書くことは単なる趣味の延長であって、やらなければならない仕事ではないし、他のやるべきことを差し置いてまですべきことではありません。しかし思うままに記事を書くことですっきりするだけでなく、それを読み返すことで当時の自分自身を振り返ることが出来るという不思議なブログ独特の魅力はぜひ感じて貰えたらと思います。
 「大学生ワーホリのリアルな情報を発信したい」、それが私にとってこのブログを始めて続けてきた原動力でした。今ではその原動力はどこかに雲隠れし、ただただ私が少し丁寧に描いた教科書の落書きを世の中に公表することが、現在私がブログを続けている原動力なのです。
 アイブロウを濃くして、赤ペンで口紅を演出、オレンジペンをチーク代わりにして、教科書の芥川龍之介をオネエにする。私はそんなものをこれからも生み出し続けていきます(芥川龍之介は尊敬しています)

それでは!


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