今日から、令和元年です。子供の頃、明治・大正・昭和の3代を生きた祖母って凄ーい。
って、思っていましたが、昭和・平成・令和と3代生きています、私。
そして母は大正からですから、もう一つ増えました。
母が居た施設は自立型介護施設だったので、基本的に自分の事は自分でします。
とは言え、その状態は人さまざまです。
母は骨折してからは足元が覚束なくなり、歩行器を使っていましたが、洗濯は自分でもしていました。
月に2度、ヘルパーさんの助けも借りて、何とかできていました。
車椅子で生活していらっしゃる方もいらっしゃれば
施設の庭の片隅で菜園や花壇を作っていらっしゃる方も
先に紹介した 手芸を楽しんでいらっしゃる方も
自由に外出外泊なさってる方も
今回、施設のコインランドリーで洗濯をしてる時、出会った方は、お若そうでした。
- 「子供たちが来いって言うんだけど、ここ(地元)に居たいって言ったら、入れられてしまって」
- 「まだお若いですものね。でもね、子供としては一人暮らしをしてるのは、心配ですよ。
私も此処に入ってくれて安心したんですよ。」 - 「若こう無いんやよ、もう米寿。
そうかいねぇ~~ほしたら、ここで賢こう居ろかいね。」
やっぱり、住み慣れた地を離れるのは辛い事ですよね。
母がもっと早く決断してくれたら、とも思いますが、今しかできなかったのでしょう。
月に一度、おやつ作りの日もあって、自由参加です。
そして月に2度、入所者さんが講師をしての習字教室もあります。母も参加していました。
月に1度、新しい作品が張り出されています。それも楽しみだったようです。
その講師の方が、お別れに書いてくださった色紙。一足先に令和も
鋲を打つことが出来ないので、こんな風に飾っています。