昨日はお茶の稽古でした。
「盆略点前」(ぼんりゃくてまえ)という、 >{盆略点(ぼんりゃくだて)ともいう}盆の上に棗(なつめ・・・抹茶入れ)や、茶碗をのせ、鉄瓶やポットのお湯を用いる最も簡略な薄茶点前< のお稽古をしました。
初めて、実際に薄茶を点てさせていただきました。
上手に点てられたはずもない薄茶は先生が飲んでくださいました。
でも、これでお稽古と称してお薄とお菓子が堂々と家でいただける!
ご近所友達がお茶を習っていたことがあり、「道具も実家にあるはず」と言っていたのでぜひ、なんちゃってお茶会でも催したいですねぇ。
諸先輩方がお稽古されたのは長板飾りというお点前です。
柄杓立てが市の茶室には無かったので先生が瓶にハンカチを巻いて急遽設えたそうです。
最も簡略と言われる盆略点前でもたくさんの所作があって覚えられないのに、諸先輩方はスゴイです。
でも、けして緊張感漂う張り詰めた雰囲気は無く、おしゃべりを交えながら和気藹々デス(それでいいのかな?)まっ、わたしにぴったりですね。
<茶花>
縞芦、蛍ぶくろ、京鹿の子、伊勢ナデシコ、ノコギリソウ(白)山アジサイ(伊予の五月雨)、未央柳
<主菓子>
梅水晶・・・甘酸っぱい餡を求肥(ぎゅうひ)でくるみその上からまた、葛で包んであります。ほんのり甘酸っぱい餡がなんとも言えません。美味しゅうございました。松屋さんというお店のお菓子だそうですが場所は聞き忘れました。今度聞かなくちゃ。
<干菓子>
手前は京都末富の麩焼き煎餅だそうです。