舟川柔道塾 塾長のブログ

舟川柔道塾の塾長である舟川 操が柔道への思いや柔道の極意を綴ります。

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思い出(歴代キャプテンよりー吉田 翼)

2014年05月03日 | 思い出

 のはら幼稚園の卒園児や在園児で舟川柔道塾を始めたのは以前に記しましたが、今回は吉田 翼とその同級生たちを取り上げます。
 翼は園児の部から入門しました。
 
 入門の動機は毎回確認していないので定かではないですが、母親のしていたママさんバレーのお友達が舟川柔道塾でお子さんを習わせていたのだと思います。
   道場を始めて3年たち、試行錯誤だった稽古方法もだいぶん確立してきた頃でした。また、主に茨城県の道場さん達からじょじょに大会の案内を頂くようになったころでした。
   
 翼は園児の頃から他の子より少し背も高く、ポッチャリした体型で、それ程稽古も目立って技がキレたりする感じもなかったのですが、北部地区などの地区大会ではたいてい優勝したり、低学年~小5の頃は県大会では地味な勝ち方でいつの間にか準決勝まで進み3位に入賞したりしていました。
   
先輩には市ノ川博洋(野球で活躍)や内海颯介(サッカーで活躍)などの運動神経抜群の子達がいましたが、二人とも柔道がメインではなく途中で辞めてしまい、翼も小5の頃は稽古相手に苦労していました。
 普通は中学に進学してそこの柔道部に入ってしまうと、部活後に道場に来て強化する子もなかなかいないので、中心となる稽古相手は同級生の河野 光(当時48kg)、今入勝也(当時53kg)、後輩は重い子も少なかったので、こんな環境で稽古になるのか疑問に思われたでしょうが、道場だけの普段の稽古をコツコツとこなし、小6の全国小学生学年別体重別埼玉県予選では決勝で新井道場の長谷川君に判定で負けはしましたが、翼57kgに対して長谷川君約85kgでしたが、堂々とした試合でした。
 現在、翼は埼玉栄高校で主将をしていますが、団体戦はもとより個人戦も是非全国で活躍し、東京オリンピック候補になってほしいと強く強く願います。
  同級生や後輩達が不甲斐なかったり、体格が優(まさ)っていなくても私に教わった事に感謝し(と勝手に書いて済まない)、舟川柔道塾を途中で辞めないで(移籍とかしないで)後輩達の面倒を沢山見て、そのあと何人も有望な後輩を育ててくれました。翼、ほんとうに当時は助かりました、ありがとう。

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小2の時の吉田 翼選手です。(ヨシは上が土という字です)

 次回、翼との稽古で育った子の一人である今入晃也を取り上げたいと思います。

 

 

 


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