「京都五山送り火」断念・・・平泉大文字 がれきで送り火！

今朝のブログにも書いた件・・・

京都の五山の送り火で、高田松原の松で作った薪を燃やす計画を中止にした事に対して

午後1時現在で、保存会に対して・・・

「期待していた被災者の気持ちをくむべきではないか」などの抗議が約40件に上っているらしい


それとは別だが・・・

岩手県平泉町で16日夜、岩手・宮城両県から集めたがれきで「平泉大文字送り火」で燃やし、犠牲者を供養する


～以下、8月8日読売新聞夕刊より抜粋～

平泉　がれきで送り火

　「平泉の文化遺産」が世界遺産に登録された岩手県平泉町で16日夜、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた同県と宮城県の沿岸計14市町村から集めたがれきを「平泉大文字送り火」で燃やし、犠牲者を供養する。6日には、町立平泉中学の生徒や有志ら約100人が同町北東部の駒形山（430^メー_トル）中腹まで登り約3200本の薪を組んで64基の火床を作り、住宅廃材などのがれきを入れて準備した。
　中尊寺近くにある毛越寺もうつうじの檀家が「震災犠牲者の慰霊のため、今年はがれきを使ったら」と提案し、平泉観光協会関係者らが7月中旬、がれきの使用を正式に決めた。同協会関係者ら3人が同下旬、岩手県陸前高田市や釜石市、宮城県気仙沼市、南三陸町などを回りがれきとなった住宅建材や漁具などを回収した。
　平泉大文字送り火は1965年、中尊寺金色堂の新覆堂おおいどうの完成記念と太平洋戦争の戦没者慰霊のために始まり、今年で47回目。
　京都で行われる「京都五山送り火」では、陸前高田市の松で作った薪の使用が断念されたが、平泉観光協会の小野寺邦夫会長は「こちらではがれきを使用してしっかり供養し、被災した沿岸市町村と平泉の絆を深めたい」と話している。

京都五山送り火の件では、本当に申し訳ない思いをしていたのだが・・・

平泉大文字送り火で供養して頂けると知り、胸をなでおろして居ります・・・

しかし、京都の件は・・・誠に申し訳なく遺憾に思います・・・

高田松原の松 「京都五山の送り火」で燃やす計画断念・・・

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　今朝の朝刊に、京都に住む人間として非常に残念な、恥ずかしい記事が載っていた・・・


～以下、8月8日読売新聞朝刊より抜粋～

五山送り火に高田松原の松 

　東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田氏の景勝地「高田松原」の松で作った薪を、「京都五山送り火」（16日）で燃やす計画について、大文字保存会（京都市）は断念することを決めた。保存会と京都市が行った薪の検査では放射性セシウムは検出されなかったが、放射能汚染を懸念する意見が相次いだためだという。被災地の関係者からは「いい供養が出来ると思っていたのに」と計画中止を残念がる声が上がった。

放射能「不安」
使用を見送り

「検出ないのに」被災地残念

　送り火は、故人の名前などを書いた御摩木を燃やす、お盆の伝統行事。今年は、被災者らが薪に犠牲者の名前や復興への願いを書き込み、五山の一つ「大文字」に奉納する計画だった。　反響は大きく、計画の倍近い約400本の薪が集まったが、放射能汚染を不安視する声がインターネット掲示板や京都市などに寄せられるように。保存会内でも「見送るべきだ」との意見があったという。
　保存会の松原公太郎理事長は6日、陸前高田氏を訪れ、現地の薪集めなどに携わった旅館経営鈴木繁治さん（66）に経緯を説明。薪に記された願いは写真に記録し、京都で御摩木に書き写して送り火に使う事にした。
　松原理事長は「申し訳ない。被災地の想いに出来る限り応えたい」と話し、鈴木さんは「放射能物質が検出されていないのに、反対されるとは」と悔しそうな表情を浮かべていた。

　放射線影響に詳しい松原純子・元原子力安全委員会委員長代理の話「原発から遠く離れた陸前高田氏で、幹の内部にまで放射性物質が蓄積することはなく、誇大な不安だ。根拠のない不安をもとに中止することは、むしろ不安をいたずらにあおることになる」

保存会そして京都市が行った検査で放射性セシウムが検出されなかったという事実をもっとアピールすべきでは無かったのか・・・

そんなに簡単に止められるのだったら、はじめから企画なんてしないでほしかった・・・

不安視する声を説き伏せるだけのデータを持っていたのなら、何故？・・・

京都五山の送り火に願いを託した400本の薪・・・この人達の想いはどうなってしまう・・・

私も同じ京都市民として恥ずかしい