───────────────────────────────────
●「今日の言葉」
~不安な時代だからこそ「覇術」ではなく「王道」を語る珠玉の言葉を~
───────────────────────────────────
“歴史とは、すなわちフラクタル構造である”
(読み人知らず)
……IISIA代表・原田武夫のコメント:
─かつてとある賢者はこう語った。「歴史は二度繰り返す。ただし一度目は
悲劇として。二度目は喜劇として」
─しかしこの言葉は大事なことを一つ、語っていない。
それは「なぜ歴史は“繰り返すのか”」という点についてである。
─ここで踏まえるべきなのは、私たちヒトとは結局、森羅万象の一部である
ということだ。つまり後者の大原則が私たちを支配している。
─そうした「大原則」の一つ、それがフラクタル構造なのである。
相似形で拡大していき、やがては大きな絵柄になっていくというもの。
─「なぜそうなのか」を考えるまでもなく、「そうである」のがこの現象なの
である。そして私たちは、繰り返しになりますが、その下で生きている
のだ。
「過去は過去、現在は現在」と割り切る人がいる
無論、全くもって同じことは起きはしない。
しかしこれはフラクタル構造についても同じこと。
少しずつずれて、しかし相似形が拡大していくのがそれなのだから。
そうである以上、「過去に目をつぶるものは、未来にも目をつぶることになる」
というわけである。すなわち未来を非常に不確実なものとしていくことになる。
果たしてそれで良いのかどうか。
そのことを一度、立ち止まって考えてみれば良い。
なぜならば、今こそ、「過去」から学ぶべき時なのであるから。
偉大なる英霊たちが、そのことを私たち日本人に求めている。
私は……そう想ってやまない。
(メールマガジン 2013年5月9日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます