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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

中国人民日報が「沖縄の帰属は未解決」との論文を掲載

2014-03-09 | 憲法・国防・軍事

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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
 
 「中国人民日報が『沖縄の帰属は未解決』との論文を掲載」です。
 

⇒その理由は……:
 
 ─「高貴な嘘」という言葉があります。
  統治階級が被統治階級に対して公然とつく嘘のことを言います。
 
 ─統治階級がこのように嘘をつくのにはそれなりの理由があります。
  「全体のために必要だが、説明すると厄介なので本当のことは言わない」
 
 ─厄介なのはこれら統治階級が国境をまたいで連携している場合です。
  いわば「歌舞伎」のようなことがその場では行われます。
 
 ─金融メルトダウンが結果として政治変動をもたらすことは自ずから明らか
  でした。しかしまさか「日中戦争」がその帰結とは考えられていません。
 
 ─そのような中、中国側はいきなり「王手」をかけてきました。
  明治維新以来、その帰属について争ってきた沖縄を指摘し始めたのです。
 
 ─この問題について明治時代に解決したのは伊藤博文とその右腕であった
  伊藤巳代治でした。米国を「仲裁者」として使ったのです。
 
 ─しかし今回、米国はむしろ沖縄から「撤退」し始めています。
  「どこまで米国が日本を守るのか分からない」と動揺が走るはずです。
 
問題は、結果として我が国と中国の統治階級にとってこれが何をもたらすのか
なのです。目に見えているのは「日中双方における軍事力の増強」です。
 
しかしこのことには大きな裏があります。なぜならば軍需産業の肥大化は、
「景気対策」として統治者はとらえているからです。
 
ここで私たち日本人はよくよく考えを新たにする必要があります。なぜならば
この流れ=「リフレ⇒軍事費増大⇒開戦」は1930年代にもあったからです。
 
ところが私たち日本人はこうした戦前の展開についてほとんどまともに学ぶ
ことがありません。単に「あの時代は間違いだった」と聞くだけです。
 
あの時も、今も、大切なのは「高貴な嘘」を見破る力。
すなわち情報リテラシーを、私たち日本人がどこまで持つのかなのです。
 
問題は「日本バブル」や、「株高」ではないのです。歴史が明らかに繰り返し
そうになる中で私たちが果たしてこのことに気付くのかなのです。
 
このことに気付かなかった場合……「すぐそこの未来」で私たちの愛すべき
“日本”はもはや存在しないかもしれない。
 
そう感じることの出来る“全うな”日本人が一人でも増えることが今、世界
では求められています。

 

(メールマガジン 2013年5月9日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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