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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

日朝局長級協議にあわせ“日中”局長級協議も北京で開催

2014-07-02 | 外交・諜報・非公然活動

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「日朝局長級協議にあわせ“日中”局長級協議も北京で開催」です。


⇒その理由は……:

 ─「落として、上げる」
  マーケット、更にはそもそも「統治行為」の基本原則です。

 ─落とし、下げることによって全てが始まるのです。
  逆に上げることによっては、落ちることしか始まりません。

 ─したがって国際情勢についても同じことを当てはめてみるべきです。
  極端な「落ち込み」は「急激な上げ」を意味しています。

 ─統治エリートは古今東西、この手を使うのです。
  逆に言うとそれさえ分かれば「次の展開」が見えてきます。

日朝局長級協議が本日(1日)から開催されています。
そのことについてのみ、多くのメディアが云々しています。

しかしインパクトから言えば「日中和解」の意味の方が大きいのです。
そのことをあからさまにやりすぎて第一次安倍晋三政権は失敗しました。

そうであるからこそ今回は「うまくやること」が重要なのです。
そして「うまく」やるということはイコール、この原則で動かすことなのです。

11月の北京APEC首脳会合。
これがゴールです。

これに向けてどのように物事を巧みに動かしていくのか。
それこそが、米欧の統治エリートが見ている日本外交の焦点です。

「悟られないように」動けるか否か。
全てがそれにかかっています。

チャイナ・プロブレム、すなわち中国の処断に手を貸すように見せる。
しかしその実、もっと根底的なものを守るために動く。

安倍晋三総理大臣にとって胆力が問われる展開が続きます。

 

(メールマガジン 2014年7月1日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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