NOBODY LOVES YOU

世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

既に始まっているもの。それは「個の時代」である

2014-08-20 | 想うこと・言葉・祈り

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●「今日の言葉」
 ~不安な時代だからこそ「覇術」ではなく「王道」を語る珠玉の言葉を~
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“個の確立は、次の四つの条件がそろったとき初めて可能になると私は考えて
 きました。

 第一に、自己を高めるべく努力すること。不断の努力を欠いた個、あるいは
 個性は、個の確立とは遠いところにあります。

 第二に、自分で徹底的に考えること。他人の意見の受け売りでなく、さらに
 言えばテレビや新聞に安易に引きずられることなく、

 自分自身で考え抜くことによって、個性的、独創的たりうることが可能に
 なります。

 第三に、自ら決断し、実行すること。自ら決定する力を持てば、社会のあら
 ゆる局面で危険を回避し、迅速かつ的確な選択をする可能性が大きくなります。

 人災も未然に防止できます。

 第四に、自分で責任をとること。自らの判断と行動の結果について、責任を
 とるのは当然です”

(浅野純次『多様性と個の確立』(東方通信社)より抜粋)


……IISIA代表・原田武夫のコメント:

─既に始まっているもの。
 それは「個の時代」である。

─確立された個にとって、現代ほど生きやすい時代はない。
 いや、正にこの時代のために生まれてきたと言っても過言ではないのだ。

─しかしこのことは同時に「確立されていない個」にとっては苦難の時代が
 始まったことを意味している。その相克で成長痛が生じている。

─もっとも確立された個といって、何か難しいことをしなければならない
 わけではない。とても簡単なことだ。

─それは「今、眼の前で起きていることには全て意味があり、自分自身と
 関係している」と腹をくくることだけなのである。本当にそれだけだ。

─ところが意外にもこれは難しかったりする。
 そして実際、逃げに逃げまくる人たちが大勢いる、現実から。

まずは現実を直視することから始まるのだ。
観念し、想念している自分がいるから世界があると腹を決めること。

そうすることによってだいぶ人生、楽になってくる。
そして「だったら何でも見て、やろう」という気分になってくる。

不思議と力が湧いてくる。
動いている自分を感じ、それが楽しくなってくる。

ふと気付くと……しっかりと地に足を付けている自分がいることに気付く
のだ。本当に、それは実に不思議だが、意図的な作業ではないのである。

そしてその時、私たちは気付くのだ。
「あぁ、このために生まれてきたのだ」と。

全てはこの瞬間から始まる。
……私には、そう思えてならない。

 

(メールマガジン 2012年12月13日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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