●集合時間
東京都普及大会の要項を見ると「役員・選手とも8:30集合」なのですが「入口の門が開くのも8:30」です。入口の門から射撃場まで距離があるので、ちょっと無理があるような気もします。そんなこの時間帯は門が開くのを待つ車が道路までつながってしまうようです。自衛隊の方々や周辺住民にも迷惑が掛かっているようなので、春季大会の時には参加者が多いので何とかしなきゃなぁ、という関係者の声が聞こえてきましたが・・・、どうにもならないよ、という声も聞こえてきました。
●事前登録
朝霞の射撃場を使うには、事前に登録証を発行してもらう必要があります。これは各支部でやってくれているようです。また、実際に入場する際には、やはり事前に入場する車両を申請しておく必要があります。まぁ、エントリー申込の用紙に車両情報を書く欄があるので、別の手続きは不要ななので面倒ではありませんが。
●入口
射撃場入口の門ですが、どうやら常に門が閉められているようです。遅刻したから閉められたかな、と思って車を端に寄せたら、後から来た方が門のインターホンで人を呼び出して開けて貰ってます。私も後に続いて入って行き、前の人を見習って脇の事務所で入場手続き。聞いてみると、門の脇にインターホンがありそれで事務所の人を呼び出して門を開けて貰う仕組みなんですね。
●朝霞駐屯地構内
他の車両に先導してもらって自衛隊敷地内の射撃場へ。ひたすら直進し突き当たりで車を止めると、その先にある歴史を感じさせる建物が射撃場のようです。射撃場に至るまで訓練施設と思しき場所が見えますが、どうやら一般民間人が立ち入ると怒られるようです。敷地内がどのようになっているかなんて国家機密かもしれないので書けません。ばらしたら抹殺されてしまうかもしれません。
●射撃場
大変歴史を感じさせる建物です。東京オリンピックに使われた由緒正しい射撃場だけあって、建物はと~てもボロボロです。建物・備品など、迂闊に触ると埃だらけになってしまいます。スモールボア(SB)の50m射撃場とエアの10m射撃場が並んでいます。何射座か数えませんでしたが、いずれもかなりの射座数があります。ボロくても規模は大きいです。射座や通路に置いてある椅子は、私が小学校低学年頃に使っていた木の椅子です。妙に懐かしくなりました。
●聖域
事務室前付近(ちょうど射撃場の真ん中あたり)には、ビニールで囲いをしたSBとエアの射座があります。試合で使われていないので聞いてみると、体校(自衛隊体育学校)の方々が練習する射座らしいです。エアの他射座は標的交換機が手動なのですが、囲いの向こうは見慣れた電動の標的交換機が並んでいます。ボロいながらも職業射手向けには設備を整えているようです。でも、浜町のほうが綺麗で撃ち易いと思われます。
●射撃コート
エアピストル(AP)やハンドライフル(HR)は準備も簡単ですが、エアライフル(AR)の選手はコートを着たり銃を組み立てたりで大変そうです。ちょっと意外だったのはコートを着ないでARを撃っている人が少なくなかったこと。また、着ていても上着だけでパンツは着ていなかったり。AR=コート必須と思っていました。これも普及大会だからなのでしょうか。
●鉛回収
競技終了後には鉛(弾)の回収があります。備え付けられているほうきとちりとりで、自分の撃った弾を回収します。射場長の「標的版には触らないで下さい。迂闊に触ると壊れます」という指導が笑えました。HRは40発競技なので競技時間が1時間15分ですが、60発競技のAP/AR(1時間45分競技)と一緒に行っているため、これらが終わるまで待機している必要があります。
●朝霞射撃場の一般利用
自衛隊駐屯地内にある朝霞射撃場ですが、試合以外(練習)でも使えるようなことを聞きました。手続きとかご存知の方がいらっしゃったらコメント下さい。