Team NoBird

射撃を中心に好きなことを綴ってゆきます

射撃の本

2005-04-29 18:53:37 | その他の射撃
スポーツや娯楽の中ではマイナーな射撃なので、本や資料も非常に少ないです。そんな中でも唯一と言っていい射撃に関する月刊誌が『Gun』です。もっとも内容のほとんどはプラスチックのBB弾を使用するトイガンと、海外記者が届けるハンドガンやミリタリー・ポリス系銃器となっています。日本は銃に対する規制が厳しい国で、そんな規制の中ではトイガンと海外記事になってしまうのも仕方が無いでしょう。事実、海外の射撃レンジに現地で購入したハンドガン等を預けて、海外旅行の度に射撃を楽しむ方もいるくらいですから。

それでも一部ではありますが、日本国内の実銃に関する記事もあります。それは銃砲店紹介記事や国内射撃競技の記事です。国内射撃競技の記事は、ライフル・ピストル射手である歳清氏が書いているせいか、ライフル・ピストル射撃がばかりで、クレー射撃の記事はほとんどありません。それも公式競技の記事はまったくと言っていいほど無く、たまに大きく紙面が割かれるのは、Beretta社の日本代理店が主催する射撃大会の記事くらいです。昔(20数年前)のGun誌には、『クレー射撃教室』という記事があったり、狩猟に関する記事があたりしたそうです。ちょうど射撃・狩猟ブームの頃です。サザエさんのエンディングで、波平さんとマスオさんが猟銃を担いでいましたね。

ちなみに『クレー射撃教室』の記事を書いていたのは、このサイトのリンクにある浦和銃砲火薬店の社長さんです。

トラバ先のぽりぽりさんが今月のGun誌についてコメントしています。何やら付録まで付いているとか。数少ない国内射撃の記事を見て、少しでも射撃に興味を持ってくれる人が増えればいいですね。でも、ミリタリー・タクティカルな射撃がしたい方は海外へ脱出して下さい。

自作の小物(スペーサー)

2005-04-24 17:06:03 | ライフル射撃
HRのシリンダーには約200気圧で空気が充填されています。銃に付けっぱなしだと機関部に気圧が掛かりっぱなしで良くないようです。かといって、外しておくと据銃練習の時に銃の重さが軽くなってしまいます。で、考えたのがスペーサーです。完全にシリンダーを取り付けるのではなくて、気圧が掛からない程度で止めてしまいます。そのままだとぐらぐら揺れるので、安定させるため隙間を埋めるのがスペーサーの役割。


スペーサーを取り付けた機関部


自作といってもカッターで切っただけ。ホームセンターで買った5mm厚のゴム板をシリンダーのネジ穴を避けて填められるように切りました。

これで据銃練習時にもぐらつかないで安心です。持ち運び時にも良いかも。忘れて撃たないようにしなきゃ。

悲しい出来事…でも、

2005-04-22 15:53:06 | ライフル射撃
このところ体調不良で更新が出来ませんでした。健康には注意しましょう。

4月8日のHRの練習中、不自然なことに気が付きました。照星と照門がずれているのです。よくよく見ると、バレルスリーブが10度くらい回転してしまっていました。手で廻せば元に戻るので、取り敢えずはそのまま練習しました。瞬間接着剤でとめちゃおうかとも思いましたが、やはり気になるので銃砲店へ持ち込んで見て頂くことに。

銃砲店で見て貰うと、店員さんは『あ~これねぇ~』と言いながらバレルスリーブを捻りました。するとズルっとバレルスリーブが取れてしまいます。『これねぇ、バレルスリーブの取付が良くないんだわ、ウチではこの部分を自分でやってるんだよね』とのこと。このままでは使用に支障を来たすし、銃検も通らないので修理して頂くことになりました。

その後、LP200のお話で店員さんと盛り上がりました。私は知らなかったのですが、LP200はデザインの美しさで人気が高いそうです(ワルサーってこともあるんでしょうが)。また、日本への輸入数も少なく、なかなか中古銃の流通がないそうです。
他にも弾について教えて頂いたり、自宅での練習方法を指導して貰ったりと、結果として有意義な時間となりました。

ASE90といいLP200といい、入手が困難な人気モデルを手に出来て、私は運がいいのかもしれません。あとは銃に見合う実力だけですが、これは運が良くても入手は出来ないようです。

井上選手ワールドカップ優勝

2005-04-14 01:59:14 | クレー射撃
2005年度早々に良いニュースです。アテネオリンピックでは女子ダブルトラップに参加していた井上恵選手が、釜山で行われているワールドカップの女子トラップで優勝しました。しかも、レコードスコアというおまけ付き。

日本クレー射撃協会

残念なのはオリンピックへの出場権(Quota Place)が付いていなかった事。早々に北京への切符を手にすれば、クレー射撃も少しは話題になったでしょうに。

今後も活躍して欲しいですね。そして少しでも射撃が世間に認知されるようになればいいけど。

射撃日誌 2005年4月8日(金)

2005-04-10 17:17:00 | ライフル射撃
今日は浜町までハンドライフルの練習に行きました。前回の練習はただ撃っているだけでしたが、今回はテーマを持っての練習です。テーマは『撃たない勇気』。ライフル系の競技では、試合時間内であれば居銃しても撃たなくても問題ありません。また構え直して狙えば良いのです。なので銃が揺れて狙いが定まらなければ、仕切り直しをするのが良い選択。

クレー射撃ではコールしたらやり直しは出来ません。それに慣れているせいか、前回の練習では構えたら必ず撃ってしまっていました。

で、結果ですが、思い通りに銃を下ろせたのは2回に1回くらいの感じでした。やはり一旦狙うと銃が揺れていても撃ってしまいます。その結果は的の白いところに穴があく。

なかなか難しいもんです。

それと今日は少しショックな出来事がありました。それはまた後日にでも。

射撃日誌 2005年4月2日(土)

2005-04-09 02:13:07 | クレー射撃
3ヶ月振りにスキート射撃をしました。家庭のほうも落ち着いてきて、今後は月に1ないしは2回程度は撃ちに行けそうです。久しぶりの射撃は散々でした。スコアが悪いのはしょうがありませんが、射撃内容が悪すぎました。2番、6番、8番というクレーが速く見える射台は、目だけがクレーを追いかけてしまい(目が飛ぶ、という状態かな)、照星がクレーに追いつかない or 照星とクレーの位置が違う、という状態でした。

帰りにお世話になっている銃砲店で少し雑談。雑談の中でのアドバイスで、ノータイマーからの出直しを真剣に検討中。

お買い物も1点。スキート用射撃ベストを購入。国産物はデザインに疑問符が付くものが多いので、イタリアナショナルチーム採用製品をチョイス。何が違うのか具体的に説明出来ませんが、何となく国産物よりお洒落な気がします。

イタリアナショナルチームのグッズ(浦和銃砲火薬店)

私はオレンジ・赤などの暖色系が好きなので赤を買いました。でも、お薦めのカラーはブルーです。イタリアのナショナルカラーですし、後部・肩の国旗色が映えて綺麗です。気になる方はお早めに。

侮れない低価格の万年筆

2005-04-05 01:12:08 | 文房具
私が初めて使った万年筆は、セーラー社の『キャンディ』という製品でした。確か昭和50年代の前半だった気がします。ブルーやイエローのカラフルな軸に銀色のペン先。価格は覚えていませんが、子供が買える(子供に買い与えても構わない)金額だったと思います。万年筆の扱い方や手入れも判らずに使って、すぐに一本を駄目にして買い直した記憶があります。この製品で万年筆の扱いを覚えた感じです。

このような低価格万年筆は少なくありません。また、安かろう悪かろう、ではなく、デザイン・機能ともに必要充分です。今回は5,000円未満で手に入るものを列挙してみました。5,000円未満でも意外と種類は豊富です。中には1,200円程度で買える物もあります。個々の製品紹介はそのうちに。

・ロットリング社
スキン(定価3,200円、実売2,500円程度)
コア(定価4,800円、実売3,500円程度)

・クロス社
マトリックス(定価6,300円、実売4,800円程度)
これは万年筆とボールポイントなどの複合ペンなので、ちょっと毛色が違うかも。

・ウォーターマン社
クルトゥール・ライト・ソフト(定価2,500円、実売1,800円程度)

・ペリカン社
フューチャー(定価1,575円)
ペリカーノジュニア(定価1,260円)
ペリカーノ(定価:1,575円)
伊東屋さんに詳しい情報があります。

・ラミー社
サファリ(定価:3,675円、実売2,700円程度)

・パイロット社
ボーテックス(定価:1,575円)

・無印良品
丸軸万年筆(定価:1,155円)

低価格万年筆の特徴としては、ペン先がステンレス、スチール、軽合金など、安価な素材が使われていること。やはり万年筆の最も重要な部材が、低価格実現のポイントになっているようです。高価格帯の商品では18金が用いられるのが一般的で、プラチナによる装飾がなされていたりします。

また、軸の造りにもコストダウンが感じられます。型のつなぎ目を磨いて無かったり、ネジ切りは一条タイプに簡素化されています。

書き味はペン先の素材が前記の通りなので、堅めのものがほとんど。でも、ボールポイントに慣れている人は筆圧が高い人が多いので、堅めの方が違和感が少ないかもしれません。

2,000円以下で手に入る製品もあります。今まで万年筆を使ったことが無い方も、この程度ならチャレンジしてみることが出来るのではないでしょうか。でも安いといって、手抜きな製品ではありません。サファリはデザインに優れているし、ペリカーノジュニアは子供の入門向けなので正しい持ち方が出来るような形状をしています。低価格でも満足できる製品が揃っていますので、一度お試しください。

サファリ、ボーテックス、丸軸万年筆は、私も所有しています。次はスキンかペリカーノなどが気になっています。

※価格は参考までに。違っていても責任は取れません。

射撃日誌 2005年3月31日(木)

2005-04-01 14:58:19 | クレー射撃
会社を午前半休し、切れた装弾の許可を貰いに所轄警察署へ行きました。前日が3月末に定年退職される方の送別会で結構飲んだので、午前半休は有難かった。

先日期間が切れたのは5,000発の許可でした。でも、昨年末からの家庭環境の変化で、1,000発ほど消費し切れませんでした。なので、今回は係官と相談して3,000発に減らしました。だいたい月平均250発の消費、月2回は撃ちに行くような感じです。これでも使い切れるか微妙ですね。

平日はハンドライフル、休日はスキート射撃という感じになりそうですが、休日は家庭の用事で、自分の自由になる時間がなかなか取れなさそうですから。

あとは係官と雑談して終了。春の恒例行事『銃検』の日程を聞いたり、銃の譲渡について手続きを聞いたり。警察署で和やかな会話をするなんて、普通の生活をしていたら経験しないだろうなぁ。