Team NoBird

射撃を中心に好きなことを綴ってゆきます

オリンピック・射撃小ネタ集

2008-07-03 00:21:06 | クレー射撃
もうすぐ北京オリンピックです。代表争いや水着問題など、様々な報道がされています。選手と関係ないところで盛り上がる話題も多いですが、そんなことに左右されず、選手の皆さん(出身国に関係なく)が実力を発揮できることを祈っています。

さて、これでも一応射撃ブログ(のつもり)なので、射撃のオリンピックネタを幾つか。

●射撃が採用されたのは?
ISSFのサイトにある記録によると、射撃は近代オリンピックの第1回大会である1896年から採用されています。この大会では射撃のほかに、陸上、水泳、体操、レスリング、フェンシング、自転車、テニスの8競技だったそうです。この1896年大会で行なわれた射撃種目は、

200m Free Rifle 40 Shots Any Position
300m Free Rifle 40 Shots Any Position
25m Army Pistol 30 Shots
50m Pistol Men
25m Rapid Fire Pistol Men

の5種目だったようです。全て精密射撃系で、クレー射撃が採用されるのは、次の1900年大会からとなります。

●最初のクレー射撃種目は?
1900年大会(パリ)では、トラップが採用されました。但し、この大会では「20射競技」であったようで、優勝者のスコアは17点(3位まで同スコア)となっています。更に興味深いのは、

LIVEPIGEON

というクレー競技系競技があったことです。どんな種目なのか詳細は調べていませんが、言葉から想像すると・・・。

●スキートが採用されたのは?
クレー射撃で私がやっている種目「スキート(Skeet)」が、オリンピック種目として採用されたのは、実は1968年大会からです。長いオリンピックの歴史の中では最近なんですね。同じように「ダブルトラップ(Double Trap)」が採用されたのは1996年大会から。既にDT120(ダブルトラップ120射競技=女子種目)はオリンピック種目ではなくなっていますから、入れ替わりの早さには驚くばかりです。

もし、クレー射撃が中継されたら、こんな小ネタでお茶の間を和ませてください。