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小山、痛恨の8回にしないために。

2013-10-05 23:13:54 | 2013年シーズン
誰もが、今季最後の最後でようやく1勝かと思っていたに違いない。
観てるファンも、ベンチも、そう思って8回、マウンドに上がる小山を見送った。
おそらく本人も、そう思っていたのではないか。

3点差あった。7回まで2安打、2四球、無失点、これまでの1軍のマウンドの中でも1、2の内容といえるくらいのピッチングだった。
ちょっと不運なエラーもあったがノーアウト1、2塁、ワンアウトをとって少し丁寧さを欠いただろうか、
上本へのボールは明らかに失投だった。

問題は次からだ。ガッカリするのは当然である。マウンドの小山の表情はまさにガッカリとした表情をしていた。しかし原監督は小山を代えなかった。もう優勝がきまったあとの試合とはいえ、いいペースで8回まできて、スリーランで3対3に並ばれて、ガックリきている小山を代えずに続投させた。
ここで小山は踏ん張らなければいけなかった。
酷な言い方だが、原監督の続投させた意味を汲み取って、8回は絶対に小山が最後まで締めくくらなければいけなかったし、その思いで立ち向かって欲しかった。
2四球は最悪の結果といえよう。後続を断ち切り、あそこを同点で食い止めていれば、同点に追いつかれ、勝ち星は消えても、先発として見事なピッチング、けっして ”痛恨の8回” では終わらなかったはずだ。あそこでズルズルとやられてマウンドを降りてしまったら、あの回はまさに ”痛恨の8回” である。酷な言い方だがとてももったいない、残念だった。

とはいってもこういう思いも糧にしなければプロとしてはやっていけないのはず。
試合後、原監督も 「勝利投手になるということは簡単なことではないということは本人も分かっているだろうし、十分にピッチャーとしての内容は良かったです」 とねぎらった。





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