ブログ、巨人軍。

頑張れ、ジャイアンツ!
頑張れ、日本のプロ野球!

絶対的エースを若手投手からつくる。

2009-08-31 00:33:39 | 2009年シーズン
今シーズンの闘いを見ていると、やはり投手陣の整備が急務だと感じる。
なかでも先発の育成は最重要だ。しかも絶対的なエースをつくりたい。
グライシンガー、ゴンザレスの前に立つような、上原、斉藤雅樹レベルのエース。
それも自前の若手投手陣のなかから輩出したい。
来期以降、東野、木村正太らと争う若い力。
現在のファームにそいうった人材がいるかどうかはわからない。
野手は、現在の1軍で活躍する選手以外でも多くの有望株が控えていて楽しみは尽きない。それにくらべて投手陣にはそういった逸材が見当たらない。もちろんこれから芽を出す可能性は充分にある。
育成枠から山口や松本らが出てきたように、伸びる選手がまだまだ埋もれているかもしれない。
この夏の甲子園はいい投手が多くいた。オフのドラフトも楽しみだ。
球の速い、球にキレのある、力のある球を投げる、そういった投手を育てて欲しい。あるいは獲得して欲しい。
ドラフトの話なんてちょっと気が早いが、今、ジャイアンツの投手陣を見ているとそれくらいの危機感を感じる。

ヨシノブの決断。

2009-08-30 23:52:10 | 2009年シーズン
さあいよいよ帰ってきた、と思ったらやっぱりダメだったのだな。
かなり酷い状態であることは復帰がここまで遅れたことでも想像がつく。
スポーツ新聞によれば九月に入ってからスケジュール調整を行って手術の日取りを決めるらしい。
素人だから腰の手術がどれくらい大変なものなのかは判らない。ただ手術をせずトレーニングでどうにか復帰を目指そうとしていたくらいだから、手術をすれば復帰までにそれなりの時間とリスクを負うのだろう。ヨシノブの年齢を考えれば確かに手術は大きな決断だったといえる。

ヨシノブが完全復活して、亀井や松本らの若手と外野のポジションを争う、あるいはこちらも復帰間近のイ・スンヨプとファーストさらには5番の打順を懸けて競う、そんな期待は今シーズンはなくなった。来シーズンへの楽しみも今の段階ではまだなんともいえない。
ヨシノブ本人だってそうだろうが、見る側からしてもこのまま終わってしまってはやはり不完全燃焼、彼の実力を考えればこの成績あるいは印象のままフェイドアウトではあまりにも哀しい。
だましだましの状態で休み休み出場するようなそんなコンディションでの復帰でなく、ある程度完全な状態に戻して復活して欲しい。来シーズンの開幕に間に合わなくてもいい。毎試合出場する5番ヨシノブが見たい。そうなるためのヨシノブの決断だと信じたい。

円谷が打ったホームラン。

2009-08-18 21:48:10 | 2009年シーズン
八回の攻撃からのテレビ観戦だった。
先頭の坂本がバッターボックスに入ったあたり。
テレビカメラがやけに円谷を映し、解説の中畑がこの回円谷に打順が廻ることを強調している。
円谷が一軍に上がって初スタメンか代打で登場し、ヒットでも打ったか、と思っていたら、画面に前の打席の成績がテロップで映し出された。
黄色い文字で「二ゴロ」。初打点か。

坂本がヒット。松本もヒットで続く。
松本4安打か。先日も4安打していたな、そういえば。
ちょうど3割に到達したようだ。
ほんとうに新人王もあるかもしれない。

バントのサインを取り消して、打てのサイン。
その采配に見事に応えてホームラン。
興奮する中畑が言っていたように、執筆人もそのときは原監督が打たせたホームランだなあ、これは、という印象をもった。

今シーズンの円谷は開幕前からとても目立つ存在のひとりだった。
このブログでも開幕前に目立った若手のひとりとして円谷をあげた。
1年目、2年目と同期らに遅れを取っていた円谷だが、キャンプからオープン戦の状態を見た限りでは、危機感と言うより、絶対に上をめざすという素直さがプレイに出ていたように感じた。

同期の坂本、松本の1軍定着と活躍。
寺内も昨シーズンからいい仕事をしている。
若手のしのぎあい。
きっと原監督は、前回監督のときから、こういうチームづくりをしたいかったのだろうなあと勝手に思うのだ。

大量差がついても、工藤の打席は真剣そのものだった。
きっちりねばって、フォアボールを選んだ。
フォアボールを奪って、全力で1塁まで走った。
工藤は先日のタイガース戦でもいいプレイをした。
2塁ランナーの代走としてシングルヒットで生還。
タッチプレイのきわどいタイミング、キャッチャーのブロック、スライディングした工藤の右足がキャッチャーのブロックする足をすべりながらまたいでホームベースに足が入った。見事なテクニックだった。

疲れが出てきたのか打率がやや下降している坂本だが、しっかり3割をキープしてキッチリ仕事をこなしている。
松本は驚くほどの存在感を示しつつある。
若手選手たちが、真剣である。
真剣に、上、上をめざしているように見える。
だから円谷のホームランは、間違いなく彼の練習の賜物である。
円谷が、自分で打った、自分の力で打ったホームランである。

ヨシノブの立つ場所。

2009-08-04 00:52:22 | 2009年シーズン
さていよいよ、問題の人が帰って来るようである。

ヨシノブが八月中の復帰に向けバッティング練習を開始した、というスポーツ報知の記事。
チームのキーパーソン待望の復帰、本来ならそう迎えられる選手である。
松井のメジャー移籍以来、生え抜きの中心選手は年々影を潜めるばかり。
阿部、ヒサノブが役不足とは言わないが、現在の生え抜きといえば「若手」がイコールになっている。

そんな中にあって、千両役者ようやくの登場。
やはりヨシノブは違う。

のはずであった。

幾人もの主軸選手が外からやって来てはスターティングオーダーに名を連ね、本来なら名実共にチームのど真ん中に座らなければいけない立場でありながらなかなかそれが現実にならないもどかしさ。
そして気がつくとその重圧を地力で跳ね除けた最強の3番4番が確立した。
何人もの若手が確実に居場所をつかんだ。
ヨシノブの立つ場所はあるか。

新聞記事によると、原監督はヨシノブにファーストへの挑戦を打診したようだ。
短い記事だが、かなり本格的な計画のように感じられる。
やはりそこか。あるいは、やはりそこしかないか、という選択。

どうにも安定しないイ・スンヨプの状態が、皮肉にもヨシノブ復帰の難問をやや楽にしてくれた感じがする。

あとは、打順。
けっして1番には置かないで欲しい。
今のチームの現状を考えればないとは思うけれど、絶対に1番はダメだ。
ヨシノブ1番は当初から反対だった。
ヨシノブを起用するなら、絶対にクリーンナップ。
現状を考えるなら5番。
どこを守るにしても、彼に本来の輝きを求めるのなら絶対にクリーンナップである。
ヨシノブが立つ場所はそこしかない。

想像以上の橋本到。

2009-08-03 01:24:54 | ファーム

昨夜、NHKのスポーツニュースで、
ジャイアンツの育成選手を取り上げる特集があった。
若手選手の育成に力を入れだした球団の取り組みにスポットをあてたものだ。

その中で大田と橋本が比較されるカタチで取り上げられ、
それぞれの育成プランがあかされていた。
1、2年で1軍にあがるためのレールを敷かれた大田と、
3、4年かけて1軍をめざす橋本。
同じ高卒ルーキーでもスタートから置かれた立場が違う。

ところが、予想以上に橋本が伸びている。
2軍の首脳陣も、大田さえもが認める橋本の実力。
インタビューで大田は「今は間違いなく橋本のほうが活躍していると思う」と、
ハッキリ悔しいという言葉を口にして巻き返しを誓う。

一方、橋本は「自分より大きい選手には負けたくない」と負けん気の強さを見せると、
「将来、僕がジャイアンツの1番、大田が4番を打てるようになればいい」と、
堂々とした口調で言い切った。

想像を超え成長する男は、
想像以上の大器かもしれない。


ラミレスの守備。

2009-08-02 23:58:59 | 2009年シーズン
2カード連続の負け越しとなった。
夏場に来て少し失速気味のジャイアンツ。
スターティングオーダーの成績を見ればそれもうなずける。
皆、少しずつ打率を下げているような、そうでない人も、ここぞというところで打っている印象が薄い。
でもまあ、それはよい。
長いシーズン、いろいろな波がある。

このところ、試合を観ていて気になるシーンがある。
ラミレスの守備。
今更、彼の守備をとやかく言うつもりはない。
エラーしようが、肩が弱かろうが、それ差し引いてもおつりが大量に来る選手である。守備の弱さ以上に、彼のチームにおける存在は大きい。

しかし、このところのラミレスの守備には、ちょっと違う意味で心配になってしまうような不安感が漂う。
そう見えるのは執筆人だけであって欲しい。
まあちょっと気になったから書いている、そんな程度、そう心配はないだろう。

でも少し心配、だから書いている。
今日も一度、レフト前に転がってきたボールを後逸してたが、そんなのはまあいい。良かあないがまあ想定内だ。
それよりもボールを追いかけるときの動きや、返球、とくに見切りをつけたときの動きに精彩がない。慌てる必要のないときだから特に機敏な動きも必要ないといえばそうなのだが、どうも目に付く。
なんとなく彼らしくない。
その後の一連の流れにも影響が出そうな、イヤな流れをつくっていしまいそうなプレイに感じてしまう。
なんかキレが悪い。

体調悪いのか。なにか心配事でもあるのか。
余計な心配をしてしまう。