ブログ、巨人軍。

頑張れ、ジャイアンツ!
頑張れ、日本のプロ野球!

勝敗を分けた差は何か。

2008-11-10 01:07:43 | 2008年シーズン
執筆人の最も希望した展開になった。第七戦までの大接戦。だからこの結果にはひとまず満足している。
どちらが勝っても負けてもおかしくない勝負が続いた。流れが行ったり来たりでなかなか一方に偏らない。そんな中、始まった第七戦。
1回表のピンチをしのぎ、1回裏のチャンスでわずか1点しか奪えなかった。いや、ここはいい、1点でもとれたのだから。
坂本がホームランを打った。ホントに坂本は一年間、使い続けた原監督共々頑張った。こういう試合で、あんな場面でホームラン、勝ちたかっただろうな。それも仕方なしだ。
そしてこの坂本のホームラン以降、ジャイアンツはノーヒットに抑えられた。
西武は先発の西口以降の継投で、石井一、涌井と先発投手を繋げた。前の試合でも中継ぎで岸をロングで投げさせ勝利を呼んだ。
ジャイアンツはペナント同様、継投は一貫していた。この七戦もそうだ。ただ2イニング目に入った八回表の越智はトップバッターにデッドボールを与えた時点で既にいっぱいいっぱいに見えた。ましてや当たってランナーに出たのは片岡だ。
ここで交代はなかったか。
今シーズン、この越智や山口を始め、中継ぎで勝ってきたジャイアンツである。原監督の越智に託す気持ちは判る。ここも根掘り葉掘りはやめよう。

それぞれのチームカラーがあって、それがぶつかりあい、吉と出るか凶と出るか。
勝負は時の運。その「運」は何で決まるか。
何の差が勝敗を分けるのか。


初回の小笠原の当たりはあわやホームランという打球。そのあとの亀井のセカンドゴロも正面だったがいい当たりだった。スンヨプはシリーズ最後までまったくタイミングがとれなかった。なにか彼にとって大きな壁かな、シーズン通して感じるこの安定性を欠く波の上下。これを越えられるか、とても大きな、とても意味の重い壁に思える。

昨日も書いたが、来期は先発の整備が大事な課題だということが、このシリーズでもハッキリした感がある。
どこからか探して来るのではなく、今いる、充分に整った若手の中から出て来るはずである。
そしてヨシノブ、二岡、上原、ヒサノブといったあたりの中堅生え抜きの主軸をチームの中でどう捉えるか。彼らがどのような状態で次のシーズンに望むか。ここも今のジャイアンツにとっては大きな問題となるだろう。

久しぶりにエキサイティングな日本シリーズで楽しかった。出来れば日本一で終わりたかったが、致し方なしだ。
ナインの皆さん。一年間、お疲れ様でした。


コメントを投稿