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満を持して清原を語る1。

2006-02-02 00:00:00 | がんばれ !! 清原 !!

昨年、シーズンの終了を待たずして、清原が戦力外通告を受けた。
いくらFAでの途中入団とはいえ、チームの中心選手であり、
球界を代表するようなトップスターともいえる選手を、
こんな扱いで放り出すというのはある意味異例とも言えよう。

このブログのタイトルが「がんばれ!!キヨハラ!!」だからと言って、
執筆人が清原だけを応援しているわけではないことは何度も書いている通りである。
もちろん彼がジャイアンツの選手であろうがなかろうが、
執筆人は彼が野球選手として好きだし、応援してもいる。
今までにも、このブログ上で彼の良いところ悪いところなどを執筆人なりに書いてきた。
執筆人にとって、清原は、執筆人が応援するジャイアンツの象徴である。
あるいは、執筆人が好きなプロ野球の象徴、と言ってもいい。
清原が、4番打者でガンガンかっとばす、痛快で面白い、彼はそんなプロ野球の象徴である。
だから、彼にはがんばって欲しいと常々思っているし、贔屓選手のひとりとして応援もしているわけだ。

今回の清原戦力外については、正直、複雑な思いが入り交じる。
結果的にどうだったかというのは、清原の今後の活躍次第であるからなんとも言い様がないが、
どう解釈しても後味の悪い、彼にとっても、ファンにとっても、
そんな新たなスタートとなってしまったような気がしてならない。
出来れば触れたくないような、そんな話題のひとつではあるのだが、
贔屓選手のひとりでもあり、ましてやこのブログの冠に彼の名前を拝借している以上は、
何も触れぬわけにはいくまいと、勝手に意を決して今回、清原を書くのである。

現在、執筆人が知っている彼の現況は、もちろん新聞報道などでしか知る由はないが、
戦力外が報道されていの一番に獲得の意思表示をしたのがオリック、
次いであやふやだが西武、楽天、の名を新聞記事で目にしている。
その後、野村が獲得意思のないことを記者をつうじてコメントすれば、
西武も若返りを理由にかその後コメントを控えている。
先日、同志であるテルテルさん(ブログ<オフレコの記録>主宰者)からの情報で、
清原自身がヤクルトへの移籍を望んでいる(スポ日)らしいという記事を見た。
「同じセリーグでジャイアンツにリベンジ」なる内容の記事だった。
信憑性はともかく、善くも悪くも清原らしいと言えばらしい。
どうせなら、以前のFAの時、ナベツネ発言のゴタゴタの時にジャイアンツを飛び出して、
タイガースあたりで「清原の逆襲」とかいって大暴れしてくれたら、ファンとしてもかなり痛快だったけれど。
いや、最後の最後まで、ジャイアンツから三くだり半を叩き付けられるまでジャイアンツにこだわる清原の方が、
らしいと言えばらしいか。

話があっちゃあこっちゃあ飛んで申し訳ないが、
まあそれくらい執筆人もこの件に関しては落ち着きがないのだが、
ある記事で、こんな書き方をされている。
「ジャイアンツ、ダボダボズボン廃止。清原パンツ一掃」
例の足首まで隠れるユニホームのパンツのことである。
今回の原ジャイアンツのテーマに「身だしなみ・挨拶」などの礼儀に関しての記事をよく目にする。
悪くない。礼儀作法は社会人として大事な身だしなみである。
でも、清原パンツって…。

どこのチームでも目にするし、ジャイアンツで最初に履いたの落合だし。
まあジャイアンツのコメントとしての「清原パンツ」ではなく、
おそらくその記事を書いた記者が勝手に「清原パンツ」と書いたのだろうけど、
まあそんなことも、今回の清原戦力外に関わる、元木などの「清原一派一掃」なる記事に附随して、
若干、球団の短絡的な発想による「問題児の駆除」と捉えられても仕方がないような、
そんな強引さが見え隠れする、いや、隠れちゃないか。

元木の戦力外に関してもひとこと言いたいが、彼も第二の人生をスタートさせたわけだから、
もう外野はだまっておこうと言うことでコメントを控え、いずれにしても、
ここ2年ほどのチームの低たらくを、まるでそこに押し付けるような、なんともお粗末な決着の付け方ではある。
KKの相棒、桑田には恩情、FAの清原には冷淡、こちらもらしいと言えばらしい。

ただ、清原に問題がなかったかと言えば、もちろんそうとも言えない。
耳にでっかいピアスつけてみたり、泥水を飲む覚悟とまで言っておきながら、
7番降格でホームラン後のハイタッチを拒否してみたり、
彼も相変わらず「やんちゃ」では済まないようなことをやってみたりする。
成績が悪ければ打順が落ちたり2軍に落ちたり給料も落ちたりは、プロの世界では当然の事。
やはりプロである以上は、成績が大事である。昔の名前、それだけではそうそうは生き延びれない。

以前、清原の事を書いた時、大きくなり過ぎたカラダを持て余すあまり、
野球選手としての彼のセンスまでもがそれによって邪魔されているように見えると、
執筆人の彼に対するここ数年の見解を述べたことがあったのだが、
いずれにして、ケガが多くて試合に万全で臨めない選手に、
そうそう球団も高い給料を払っては行けないというのは、どこの社会でも同じことだ。
実績だけでは補えない、その辺を清原ももう少し認識するべきである。

このあと、清原獲得にどこの球団が名乗りをあげるか注目だが、
どこの球団に行くにせよ、本人の思いはもちろんのこと、
ファンのこのモヤモヤした思いを一蹴しどこ吹く風と吹き飛ばしてくれるような活躍を期待したい。
タイトルとかそんなのはどうでもよい。
「四番ファースト清原」ブンブン振ってドカドカ走ってガハハハと笑って常にグランドにいて欲しい。
野球人清原として、最後まで野球選手を、最後まで清原を豪快にまっとうして欲しい。
それだけが願いだ。