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実松ケガで抹消の痛手。

2013-09-18 23:43:50 | 2013年シーズン
実松が17日、左内腹斜筋の肉離れで出場選手登録を外れた。全治は不明、18日からG球場でリハビリを開始する予定。
16日の広島戦の打撃練習中に左脇腹に違和感を覚え、試合中に緊急帰京していたらしい。
ここにきて実松の離脱はイヤな感じが漂う。
チーム全体に響くといった類のもではないかもしれないが、
阿部に何かあったとき、そう考えたときの危惧である。

2008年、ジャイアンツがリーグ優勝を決めた試合だったろうか、牽制球で二塁戻った阿部が滑り込んだ際に左肩を負傷した。
あのときの二塁ベース上でバタバタと悶絶する阿部の姿は、その後のCS、日本Sへの絶望感に満ちた衝撃映像だった。
テレビを観ていて、画面のこちら側も、もちろん向こう側も、一瞬にしてその場が凍りついた。
その後、阿部はCSを欠場、、日本シリーズには代打・指名打者として出場し、1本塁打含む打率.400を記録するが、
捕手の守備にはつけなかった。

しかし運が良いことに、あの年、ジャイアンツには鶴岡一成がいた。
オリンピックで阿部が抜けることを想定して、シーズン前に鶴岡を横浜からトレードで獲得していた。
これが結果的に功を奏した。オリンピック期間中、CS、日本Sと鶴岡はマスクをかぶり、シーズン優勝にも大きく貢献、
CS、日本Sでも大活躍した。日本一こそ逃したものの、あのとき鶴岡がいなかったらジャイアンツはどうなっていたか。
そう考えると恐ろしい、それくらいの存在感を示した。

今のジャイアンツにあって、捕手・実松はそれと同様の、あるいはそれ以上の存在感がある。
堅実な守備、リード面でも安心感がある。ジャイアンツファンには懐かしい捕手・山倉を思い出させる ”意外性” のバッティングにも期待が持てる。
シリーズまでに戻ってこれることを祈りたい。


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