ファーム便り～中井の連日安打と須永の奪三振。

27日、28日のロッテとの最終戦で、今季のジャイアンツ・ファーム全試合が終了した。
2連勝で締めくくったジャイアンツ。中井が両日で1本づつヒットを放ち、打点も挙げた。
走塁を見る限り、まだ少し怖がって走っているように見えるが、守備もこなしているので、完全復帰も間近だろう。

27日は延長10回に2年目の高橋洸がサヨナラヒットを放った。2年目の外野手である。
ファームでも毎試合スタメンに名を連ねているわけではなく、シーズンの成績もまだまだといったところ。
だが執筆人がファームの試合をテレビで観戦すると、彼はたびたびいい場面でヒットを打つ。
高橋洸はいい場面でヒットを打つ、そんなイメージで今季後半、彼を見ていた。

2試合ともにリリーフで登板した須永。
27日は6回に登場して3者連続三振。28日も7回にマウンドに上がると四球ひとつに2奪三振と好投。力のこもったノビのあるストレートを投げていた。ポジション的にも来季は相当大事なシーズンになる。来季こそ1軍のマウンドに立って、自分のポジションを確保したい。

最後にシーズンの全日程終了を受け、首脳陣を含めた選手全員が試合終了後にグラウンドに整列、チームを代表してルーキーの辻が挨拶をした。1日緊張しまくっていたとスポーツ記事に載っていたが、意外にも？しっかりとした内容の挨拶で、ぽわ～んとした顔つきとのギャップに微笑ましいやら、初々しいやら、可笑しいやら。大型内野手、来年期待です。