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済美・福井優也の入団拒否に思う。

2005-11-07 23:56:32 | シーズンオフ。

今週日曜日のスポーツ新聞で、済美・福井優也の入団拒否の記事を読んだ
福井は、高校生ドラフトでジャイアンツが4巡目指名した甲子園優勝投手である。
本人の意思を父親が代弁するとカタチで、父親の寄せた文章がそのまま掲載されていた。
記事によると、指名順位が4巡目で下位だったことと、
現状では体力面で不安があるということが拒否の理由らしい。
たしかに、甲子園での優勝、準優勝を支えたエースの指名にしては、
4巡目は低い評価だったかもしれない。

その文書にあったように、高校生ドラフトの4巡目では、大学・社会人を含めれば、7巡目、8巡目に相当する。
本人のプライドもあるだろうし、契約金などに関しては親や周りの大人達の思惑もあるだろうからと、
勝手にその経緯を推測していたが、それと同時に思い浮かんだのが、昨今頻繁化し始めた、
若手選手の早期における戦力外通告の問題であった。

そんな矢先、今日の報知新聞に、済美高校の野球部監督(上甲正典監督)の福井辞退に関するコメント(推測として)が載っていた。
監督によると「前から(拒否の)前兆のような言葉は、本人やお父さんから聞いていた」として、
「頭のいい子だから、体力面で通用するかなど、不安があったのだろう」と推測している。
また、「徳島商から入った平岡君が(2年目で)戦力外になっている。下位指名は結果が出なかった時に難しい」と話し、
指名順位の低さを危惧しているようだ。
いろいろな選択があっていいわけだから、彼のくだした決断に対して異論はない。
本人が言うように、上へ進んで、将来、さらに高い評価を得るような選手になればいいのだ。

偶然にも、先日、このブログで平岡の戦力外について触れたばかりだったので、
同監督のコメントに平岡の文字を見た時、やはりこの問題の影響力は、今後のドラフトにかかる、
とくに高校生達にとって、かなりの問題意識を植え付ける前例になるだろうと実感した。

プロとしての契約であり、契約金などの問題もあるから迂闊に賛否は語れないが、
いずれにしても、高校を出たばかりの青年を2年3年で放り出すというのは、
野球人気の底上げや野球人口の拡大を掲げていた近年のプロ野球側の方針とは逆行してはいまいか。
契約金や年棒を見直し、育成に重きを置いた獲得枠や、そういった選手たちを維持してゆくための方法などを、
さらに球団側も機構側も検討すべきである。
子供達に夢を与えるなどと常日頃から公言するのであれば、なおさらのことだ。




2 コメント

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え? (テルテル)
2005-11-08 01:56:22
何を思うのだ?執筆人殿!

・・・・・・

・・・・・・

行間を読め!ってことですかな?

返信する
Unknown (執筆人。)
2005-11-08 02:21:41
すみません、勇み足でした。

なんか訳ワカランうちに寄稿してました。

なにも文章のないタイトルだけの記事にコメントを入れて下さったテルテルさんに、大爆笑しながら感謝感謝です。

真夜中に、慌てて再度、寄稿です。
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