ブログ、巨人軍。

頑張れ、ジャイアンツ!
頑張れ、日本のプロ野球!

がんばれ!!清原!!

2005-05-30 00:20:24 | がんばれ !! 清原 !!

このブログのタイトルにもなっている清原について、はじめて書く。
このブログで、さんざん若手を使えと言い続けている執筆人であるが、
清原に関しては、その存在感故、成績云々より出し続けて欲しいという思いもあり、
さらに清原が現在の面白いプロ野球の象徴であって欲しいという思いも込めて、
ブログのタイトルをこのように命名したのだが…。


如何せん打てなすぎる。率が低すぎる。バッティングが雑に見えてしかたがない。
昨年の2000本安打、今年の500号ホームラン、タイトルに無縁だった男が、
この2年で大きな偉業を成し遂げ、あらためて存在感を示した。
「これからも多くのホームランを打ちたい」清原は言う。
そうあって欲しいと、心から願う。
できれば、晩年にさしかかり、タイトルをもぎ取って欲しい、とさえ思う。
散々言われ続けた無冠の帝王の称号。
それを晩年になって吹き飛ばし、ホームラン王でも、打点王でも、とにかくタイトルをかっさらって欲しい。
しかし、それにしても、打てな過ぎる。
とくに最近のバッティングを見ていると、打てなくなった、ように見えてしまう。
これは彼を応援する者にとって非常に淋しく、さらに言えば、危機感さえ募らせてしまう。
もうホームランだけでいい、そんな風にも見えてくる。そんな事はないだろうけど。
それくらい今の彼を見ていると心配だ。

チームには、4番バッターがいて、ヒットを狙うシュアなバッターがいて、
足の速いトップバッターがいたり、器用なバッターがいたりと、それが打線だったりする。
もちろん、清原は西武時代から、それ以前からもチームの要、4番バッターだった。
前の打者、1、2、3番が用意したお膳立てを、彼が締めくくる。
そういう役割の野球選手だった。
だから彼に染み付いた野球魂というのは「オレがきめる」の精神であったろう。
しかし、今の巨人の打線。
そんな人達ばかりである。
ばかり、は言い過ぎかもしれないが、ことクリーンナップに関しては、明らかにそうであると言える。
ローズ然り、小久保然り。
もちろん、どんなチームでも、ある程度の重複はある。
毎年、補強するのだ、当然である。
しかし、今の巨人のメンツは、どう見てもそのレベルを逸脱している。

清原の内面までを伺う余地は無い。
彼が今、どのような野球観で試合にのぞんでいるのか、知る事は出来ない。
だが、今日までのマスコミ報道や、ニューズ映像で彼の性格を理解するかぎり、
今の巨人のチーム構成こそが、彼のバッティングを雑にし、
大雑把にしている原因ではないかと、そんな風に思えて仕方がない。
今の巨人の試合を見ていると、オリックス対巨人、ではなく、
オリックス対清原、オリックス対ローズ、オリックス対小久保、オリックス対高橋由、に見えてしまう。
だからマウンドに立つピッチャーの後ろには、
7人のチームメートではなく、ひとりひとりの個人事業主。
ちょっと大袈裟か。
でもそんな風に写るのである。
清原から話がずれてしまったが、とにかく勝てなくて当然、ともとれる今のチーム構成。
何連敗したって、最下位にいたって、べつだん不思議ではない。
こんなチームを正せるのは、やはり、清原。
彼が原点に帰り、チームを引き締める役割を果たし、
中心打者としての責任あるバッティングを示さない限り、
いくら何百発打線といったところで勝利には結びつかないだろう。
がんばれ!!清原!!






1、2軍を積極的に入れ替え、「流れ」をつくり、波に乗れる選手を探せ!

2005-05-29 01:25:23 | 2005年シーズン

ロッテに3連敗、オリックスとの3連戦にも初戦、2戦目と敗退。
5連敗、くやしい。巨人の負けが、ではない。
ロッテがうらやましいことが、くやしいのだ。
やっぱり、強いチームは投打にバランスが良い。
脂ののった「今」がいたり、勢いのある「これから」がいたり、チームを支える「ベテラン」がいて。
もちろん、巨人にだってその時系列は存在する。
ではなにが違うか。

「流れ」である。
ロッテのその時系列には、「流れ」を感じるのだ。
常に流れている時間の中で、その時々の流れに沿った各々がバランスよく配置されている。
もちろん「今」の選手達に偏りが出るのは当然である。
しかし、その時系列に流れがあると、「今」も「これから」も「ベテラン」も、
すべてが上手く機能して、「今」になる。
すべての選手が「今」になり、打線に「流れ」、が出来る。
世代がバランス良く、強弱がバランス良く、役割が明確、である。
次から次に、新しい「波」がきっちり流れてくる。
いい波が続けば、それが大きな波になる。そんなイメージ。
きっちり流れていればこそ、だ。その「流れ」が巨人にはない。

巨人の時系列には流れがない。
偏りが大きすぎるから、強弱にバランスを欠き、役割意識が希薄になる。
流れが悪いから、いい波が起こらない。
流れがテンデバラバラ、アチャコチャで波がぶつかり、滞った流れは、やがてよどむ。
それが今の巨人。
時系列を正常に整え、新たな波を産み出すには、新しいエネルギーが必要である。
新たなエネルギーをどんどん流れに放り込み、流れに上手く乗れる選手を探し出すのだ。
投手、野手、関係なく、次から次へと新たなエネルギーを流れの中に放り込む。
今の停滞した流れでも、きっとその流れに上手く乗り、大きな波となる選手が現われるはずである。
今、流れは悪くても、きっとその新たなエネルギーが強くて良い流れを築くはずである。
今シーズン、今の段階で、今のレギュラーにそれをするのは難しいのかもしれない。
しかし、今、やらなければ来シーズンはないし、あるいはこのオフでも遅くはない。
去年、今年と来て、このままでは、来シーズンも見えている。
いいチームを作る為に、ほんの少しでも、実行しとくべきである。


ニ岡、仁志らに物足りなさを感じてしまう、今の打線の危険性。

2005-05-22 01:25:11 | 2005年シーズン
 一向に打率が上がって来なかったニ岡が今日、猛打賞、ライトへの彼らしいホームランを見る限り、当りがようやく戻って来たよう。試合は大味。小久保、小久保、小久保、な試合。
 それにしても、危険な打線である。ニ岡、仁志のふたりにどこか物足りなさを感じてしまう。ふたりは、間違いなくイイ選手である。守備も良さ、打撃に関しても。打率の低さが物語るように、両選手とも、今シーズンはまだ従来の力を出し切れていない、というのが大方の見方。だが、よく考えてみると、若干の善し悪しはあるものの、両選手とも、毎シーズンこんな感じではないだろうか。打撃の話に限って言うと、だいたい毎年、もうちょっとで3割に届く、ような打率、打撃十傑までは届かない定位置、でもそれなりに存在感をもった大事な選手、というポジション。ある意味、彼等がクリーンナップを先導し、若手を引っ張るような状況にあれば、彼等の存在感も成績も、増してゆくかも知れないし、仮に今までと同じような成績でも、打線の流れなのかでは、物足りなさなど決して感じないような、そんな存在でいられるのかもしれない。
 ところがこの打線である。清原がいて、ローズ、小久保、控えに江藤なんて名前まであったりするのだ。そんなタイプの選手が並ぶのである。そりゃ立場もクソもあったもんじゃない。ドッカ~ン、で終わり、そんな打線だ。彼等自身も、見る側をも錯角に陥れるような打線。チームとしては危険きわまりない。

西村の2軍降格について。

2005-05-22 00:52:21 | 2005年シーズン

今日のファイターズとの第2戦について書こうと思っていたが、
不動明さんという方のコメントから、西村が早々に2軍へ落とされたという事実を知り、
今日の試合なんてどうでもよくなった。
がっかり、である。江川が引退したときの同じくらいがっかりである。
いや、それ以上だ。つまらなくなるな、楽しみが減る。
今までなら、ここで嘆いて終わってしまうのだが、このブログを立ち上げた以上、
「がっかり」では済まない。
今まで以上に腹を立て、責任を持って言い続けさせて頂きます。

どこまでチームとしての魅力を失ってゆけば気が済むのか。
前田、シコースキー、落とせないのはわかる。しかしだ。
いつまでもそんなことをしていたら、いつまでたっても若手は伸びて来ない。
それでまた、シーズンオフのキャンプから来春のキャンプにかけて、
若手が伸びて来ない、とか言うのか。
芽を摘んでいるのが誰か、をよく考えて欲しいものだ。
今強いチーム、上昇チームをよく見てみるがいい。
選手たちがうまく機能し、バランス良くまとまっている上位のチームをよ~く見てみるがいい。
プロである監督、コーチ、そして球団首脳のみなさん、参考になりますよ。
もし今シーズン、このまま西村をこれきりファームに置きっぱなしにするようなことがあったなら、
その罪は測り知れない。
そんな人間に、現場をしきる資格はない。
球団と戦える人間を現場のトップに置かない限り、このチームに未来はない。
それでは困る。だからこのブログを立ち上げたのだ。
とにかく、である。まったく納得いってはいないが、この打線である。
ああ、野手についてもいいたいことは山ほどあるのだが、とにかく今は西村だ、
この打線なのだ、つまらないチームにしてくれたものだが、このつまらなさをムダにしないためにも、
今なのである、今がチャンス。
だから若手の有望な投手をどんどん注ぎ込んでくれ!
何度も書いているが、打たれたら、自慢の打線で打ち返せばイイじゃないか。
今日の試合のように。
そりゃ、そうそう今日みたいにはいかないかもしれないが、
それくらいは現場のプロなんだから、監督・コーチ陣で上手くゲームメイクするだろ、普通は、どこのチームでも。
巨人から生まれ、巨人で育ってゆくスタープレイヤーの姿を見てゆきたいのである。
そんな「素材」たちが何人も埋もれているのだ。
シーズンオフは、多くの中堅プレイヤーを楽天に譲ろう。両チームにとって有益なはずだ。
とにかく、西村を戻すべし!



林昌範、やっと1勝の悲劇。

2005-05-21 02:59:39 | 2005年シーズン

日ハムとの第1戦は今季初のさよなら勝ち。
1イニングを抑えた林に1勝が転がり込んだ。
開幕してふた月近くで、ようやくの今季1勝目である。
まったく、酷い話である。
中継ぎだか、抑えだか、敗戦処理だか、
いったいなんだかわからぬ起用のされ方をされ、やっと1勝。
ツキでしか勝ち星をあげられないそんな状態。
あげく、この日先発で投げていたマレン(だっけ?)に対し、
「使えるメドが立った」と堀内監督。
前回は打たれ、今日ある程度のピッチング。
その程度のピッチングなら、今までじゅうぶん林はしてただろうに。
もっといいピッチングだってしてただろうに。
打線と噛み合わなくて、どんだけ勝ち星を逃がしたか。
一昨年はそれの典型だった。
なにも慌ててどこかのお古をひっぱってこなくても、
自前にもっと良い素材があるのに、浮き足立つにもほどがある。
これ以上、林が足踏みするような使い方を続けてゆくのは、
彼にとっても、あるいは球団にとっても、悲劇の何ものでもない。
 

西村健太朗を右のエースに育てる為に。

2005-05-21 01:16:41 | 2005年シーズン

ホークスとの交流戦第3戦は、工藤の粘り強いピッチングでどうにか3タコを逃れる結果となった。
しかも工藤は完投勝利。久々にバッテリーを組んだ村田善も勝ち越しタイムリーを放つなど攻守に活躍が目立った。

前日の試合はチームの地力の差がはっきりと出た試合だった。
選手、首脳陣、フロント、すべての意味でホークスが上、そんな印象を持った。
王さんの目指す野球を、フロントも選手も十二分に理解し、その方向に突き進んでいるように見える。

ホークスとの3連戦、第2戦目に2番手として西村が投げた。
結果的には何本かヒットを打たれ2点を失うカタチになったが、スピードもキレも決して悪くはなかった。
去年、一軍の試合で投げた頃より、球は間違いなく速くなっている。
相変わらず球にノビがあり、見ていて気持ち良い。

巨人にとって西村は大事な存在である。
近年、巨人のエース級ピッチャーは高卒入団からの投手が目立つ。
現役の桑田を筆頭に、大エースとなった斎藤、さらに槙原。
ちょっと古いが現監督の堀内もそう。
巨人の場合、大卒、社会人出身の投手は、どうもイマイチだったり短命だったり、という印象。
あくまでも個人的な印象に過ぎない。
まあ上原なんかは異例中の異例だが、
とにもかくにも、球に大物感漂う西村は必ずエース級に育てなければならない。
これは球団、首脳陣ともに課せられた使命のようなものだ。

エースというくらいだから先発で使うことは言うまでもない。
このところ巨人は高卒の新人ピッチャーを先ず中継ぎで使う。
林にしても、去年、数試合に投げた平岡にしても。
もうそんな通過儀礼のようなことは取っ払って、有能な高卒投手は最初から先発で使って欲しい。
とくに西村はそれくらいの素材である。
右の西村、左の林、このふたりは先発で使い続ける。
多少打たれても、勝ち星がなかなかつかなくても、
とにかくきまったポジションで育て上げることが大事である。
なんのための重量打線かと言いたい。

また敗戦投手・高橋尚、一転、勝ち投手・真田、の運。

2005-05-16 01:26:15 | 2005年シーズン
 連日、矢野の活躍が目をひく。逆転した回はもとより、九回の清水のダメ押しとなる走者一掃のツーベースのあとの、矢野の放った追加点となるツーベースヒットは価値がある。センターの若干タイミングを逸したジャンプに助けられた感はあるものの、思い切って振り切った結果のセンターオーバー。清水の3点タイムリーで終わってしまうのがよくあるパターンだが、そこで終わらず、さらに1点追加となるそのヒットはチームにさらなる勢いと勇気を与え、次のゲームに繋がるいい追加点だった。
 しかしながら、あの回の清水の走者一掃ツーベースヒットは見事、流石の一言に尽きる。火の出るような当り、とはまさにあのこと。そんなバッターを一ヶ月近くも控えで置いた責任は、非常に大きい。
 それにしても、高橋久尚。未だ勝ち星なしはさるコトながら、ピッチングに今ひとつ精細がない。今日のピッチング内容は良かった、と解説者のひとりが言っていた。勝ち運に恵まれないというのもあろう。それでも、開幕から一ヶ月強、ローテーションを任されて、若干、抑えが効かない打たれ過ぎ感は否めない。入団以来の十勝の壁。ここ数年、唸るようなナイスピッチングはシーズンに1、2度の印象だ。それでいてそこそこの高給とり。プロ野球選手の給料については何も言いたくはない。出すチームがあって、その価値があると認められての給料である。第三者にとってはどうでもいい。よく選手が給料についても「夢を与える」的なことを言うが、それについては若干首をかしげるが。まあいい。とにかく高橋尚について。なんとなく危機感めいたものが感じられない。シーズン前、岩隈問題でトレードの交換要因にあがったとき、かなりの不信感を球団に向け発言していた。ならばもう少し、必要とされる選手の自覚を見せて欲しい。彼がいい投手であることは誰もが認めるところだ。もう少し気迫のこもったピッチングを期待したい。一度、中継ぎかファームでの調整を考えてみるのも手である。
 それと対照的だったのが今シーズン初白星を手に入れた「真田」だ。彼の一番良かった時のピッチングの印象は、彼のルーキーイヤーだった年、同じくルーキーだったホークスの寺原と投げあったオープン戦でのピッチング。清原をして「うちの坊主のほうがよかった」と言わしめたそのピッチングは、球のキレ、ノビともに充分。ここ何年かファーム暮らしが続き、今シーズン、キャンプからオープン戦にかけて良いピッチング披露。しかしシーズンが始まってみれば2軍。そしてやっと巡って来た1軍への昇格。先日も同じく2軍から上がった西村とともに好投を見せ、そして今日、つかみ取った今シーズンの初白星。あきらかに負け試合だった流れをしのいで断ち切り、次の回の逆転を呼んだわけだから、当然、彼のピッチングを褒めたい。しかし何より、そういう試合で勝ち星をつかみ取った、という彼の「運」である。そういうところを首脳陣は見逃してはいけないし、摘み取ってはいけない。とにかく投げさせることが大事。以前の球威、キレ、ノビが戻って来たとはいえ、まだまだ発展途上、これからさらに伸びてゆく素材だ。今シーズンはどんどん投げさせるべし。
 最後に今日の試合の矢野のヒーローインタビューから。インタビュアーの「必死さが伝わって来ます」の問いかけに、「必死なだけでは結果は出ませんから、しっかり考えてやっています」のコメントに彼の意地を見た。ガンバレ!矢野!

将来性のある若手選手を、すぐフォームへ戻さない。

2005-05-15 02:58:10 | 2005年シーズン

先日書いた記事の終りに、若手野手の起用について少しだけ触れた。
今日の試合(対西武戦第2ラウンド)で、延長戦の小久保の満塁ホームランを呼んだのは、
紛れもなく「矢野」のこの日3本目のヒットであったことは言うまでもない。
シーズンの頭、1号ホームランを放ちながらも、その後すぐにファーム落ちし、
再び1軍に戻った先日、すぐさま起用された試合で2号ホームランを放つなど結果を出していた。
そのまえのオリックスとの試合でも、9回に同点に追いつくタイムリーを放ったのはファームから上がって来た「堀田」だった。
彼などは、他球団なら間違いなくレギュラークラスのポジションにいるはずの選手である。
今シーズン、巨人はキャプラーを獲得した。
バッティングよりも、守備、とりわけ肩の強さを期待を集めていた。
評判通り、外野からの返球もさることながら、足もあり、スピード感のある大型外野手である。
バッティングはそこそこにと言いつつも、昨年チームで一番ヒットを放った清水を控えに置いてまでとった選手だ。
あるていどアベレージは期待していたはずである。
しかし、結果は見ての通り。
個人的には、好きなタイプの外国人選手である。
真面目で積極的に日本の野球に順応しようと努力する姿勢が伺える。
がしかし、である。
毎年のように成績を残している清水を控えにしてまで獲得した選手である。
たしかに、清水の守備に関しては、以前からその肩の弱さは指摘され、
何度もそんな弱点を露呈するシーンを目にして来たことは否めない。
だが、守備に関して言えば、先にあげた堀田・矢野以外にも、その弱点をカバーできる選手は他にもいるはずである。
もうひとり、外野手ということで名前をあげるとすれば、
現在ファームで矢野とクリーンナップを組んでいる今年ルーキーの「亀井」である。
彼は1年目から使い続けるだけの価値がある、と言っておきたい。
久々にバッターボックスで雰囲気のある選手が入って来た、という印象を受ける。
使い続ければ、近い将来中心選手になる可能性を充分に秘めている。
守備に関しても、決して低いレベルではない。そういう視点からでも、清水の弱点を彼等で充分に補える。
バッティングに感しても、同じレベルで争う事が出来るはずだ。
なにも外国人野手をとる必要などないのだ。
キャプラーはイイ選手だ。しかし、今の巨人には必要なかった。ローズにしても然り。
確かに今の巨人において彼の存在は大きいかも知れない。
しかし、ここ数年の四番バッター漁りが、今の弱い巨人のイチ要因であると言えなくもない。
チームの結束、バランスなどあったものではない。
落合、清原の獲得までは意味があった。
しかしそれ以降の多くの獲得は、チームにとっても、球界にとっても、
あるいはその獲得した選手自身にとっても、決してプラスであったとは思えない。

若手の野手という点では、予告編をかね、「長田」の名前をあげておく。
彼に関しては、彼専用のカテゴリー(コーナー)設けたい程、である。
彼の場合は、1軍へ奨める、というレベルではなく、仮に彼が一流選手になれなかったとすれば、
それは巨人の重罪である、とまで言い切りたいほどの逸材だ。
常に1軍に帯同させ、できれば仁志と競わせたい。
後日、あらためて書きたいと思う。
もうひとつ、今日の試合の控え投手の中に「西村」の名前を見た。
彼も必ずエースになる逸材である。西村に関してもまたあらためて書く。
最後に、今日、急きょ獲得した外国人投手が登板して打たれたけど、
彼うんぬんではなく、獲得した事をお詫びします。


エースの完投勝利。

2005-05-11 01:32:43 | 2005年シーズン

前回、前々回と「投手と完投」について書いたのだが、
今日(正確には昨日)、タイムリーにも、上原が対オリックス戦で完投勝利をあげた。
上原の完投勝利なんていつ以来だろう。
エースが完投すればゲームが締まる。
点を取られようが取られまいが、である。
上原以外にも、どんどん完投する投手が出て来て欲しい。
そういう方針で投手をやりくり、育成してゆく必要がある。
そういった意味で、この一、二年(もちろん今シーズンも)は非常チャンスだ。
アンバランス打線故、現時点では1試合当たりでさほど点を取れてはいないが、
そこは四番ぞろいの重量打線、大量点の可能性は充分に期待出来る。
ローズ、小久保、清原などなど、今の打線を組んでいる以上は、投手は若手をどんどん起用する。
もちろん長いイニングを任せるのである。
点を取られたら取りかえせばいいじゃないか、の一貫したチーム構成をこの一、二年貫いて欲しい。
でなきゃ使って欲しい沢山の若手野手がファームで甘んじていることの怒りがどうにも治まらない。
いや実際はもう治まっていないので、近いうちに若手の野手起用、一軍定着についても言及します。

完投させたいピッチャー。

2005-05-09 01:38:53 | 2005年シーズン

昨日の野間口と一場の投げ合いで、完投するピッチャーを育てる、
ということに触れたが、今日はそのことについて少し。
この試合で一場はたしか8回まで投げていたかな。
点数はそこそこ取られてはいたが、最後までスピードもそれほど落ちることなく、
巨人相手にかなりの力投だった。
8回まで投げさせた田尾さんの一場への期待が伺える。
場数を踏ませ、一場が岩隈と並ぶニ大エースに育てば、というファンの期待も膨らむ。
で、巨人なんですが、この試合、珍しく、先発ピッチャー(野間口)を8回まで投げさせた。
なのに、かなりの点差が合ったのに、交代である。
堀内監督のコメントを新聞で読んだが、そこそこランナーを出したりしてたので、
点数取られ出したら交代、と考えていたらしい。
でもどうにか踏ん張ってたから8回まで投げさせちゃった。
9回の前田は8回が終わった時点で決めていたよう。
堀内さんの気持ちも解る、勝たなきゃいけないし。
でも、つまんない、な。
工藤とか、桑田とか、ベテランだったり中堅どころのピッチャーだったらまだしも、
彼はこれからを担うピッチャー、しかもルーキー、しかも完全に勝ちゲーム。
仮に9回まで投げて、何点か取られたとしても、いいじゃないか、
最後まで責任を持って投げさせる、最後までマウンドを守る、
最後も自分が締めて終わる、というエースへの自覚。
そういう意味でこの試合、ホント、最高のお膳立てができていたのに、残念。
一昨年、林がルーキーの年、いくら良いピッチングをしても勝てなかった。
なんか勝ち運に恵まれなかった。
昨年は、なんだか記憶に残ってない程、パッとしなかった。今年、先発、中継ぎ、抑え、敗戦処理…。
たしかに、何試合かで結果が出せず、伸び悩んでいる感はあるけれど、
彼のようなタイプは、先発で使い続けなければダメである。
ある期間、いや今シーズンというスパンくらいでローテンションに組み込み、使い続けなければダメである。
何度か先発で投げているうちに、必ず打線と噛み合って良い勝を手にするはず。
先発で投げて、勝つ。このイメージとクセを叩き込む。
それを身体が覚えれば、彼は絶対に勝ち続けるピッチャーになるはず、それだけの資質が彼にはある。
そんな悠長なこと言ってられない、とか言うんだろうけど、
だからいつまでたっても上原に並ぶ若手が出て来ないんだよ。
我慢して投げさせればきっと開花する若い素材は何人かいるのに、
毎年、同じことやってるんだな。とにかく、林は巨人の左のエース、
という枠では収まりきらないほどのピッチャーになる可能性が高いのである。
だから、先発で投げ続けさせる必要があるのだ。絶対。この続きはまた後日。


完投するエースをつくろう!

2005-05-07 23:17:27 | 2005年シーズン

最下位どうしの交流戦第2ラウンドも巨人が勝利した。
野間口と一場のルーキー対決、というのが目玉。
先日、野間口はプロ初勝利をあげ、一場はここまで勝ち星なしの4敗、この試合で5敗目を記してしまった。
今回の巨人との交流戦で、はじめて楽天の試合を見たのだが、相手が巨人だからかやはり選手層の薄さは否めない。
名前だけで勝負できる選手といえば、磯部、岩隈くらいかな。
もちろんイイ選手は他にもいるのだろうけど、ちょっと田尾さんふびんである。
今回一場のピッチングをニュースのダイジェスト以外ではじめてゆっくりと観た。
なかなかスタミナもありそうだし、最後までそれほどスピードも落ちず、良いピッチャーなんだろうな。
もうすこしタマに「ズドーン」というような力があると尚、いいけど、まだ1年目。これからだ。
ホークスの寺原みたくちっちゃくならなきゃいいけど。
野間口も然りだが。

ところで8回まで投げきった野間口、なんで9回変えちゃうかね。
前田が2ラン打たれたから言うんじゃないけれど、ルーキーなんだから、
若いんだから、最後まで投げさせようよ。
8点も差があるんだし。
最近、分業とやらで完投するピッチャー少ないな。
今日なんかは、そういうの必要ないチャンスだったよな。
変えるんならもっと早くってもよさそうなもんだ。
8回まで投げさせたんだったらねぇ。
巨人じゃ唯一、最後まで投げてた上原も、
もうこのところ最後まで投げないんだから、
そういうピッチャーつくろうよ。
まあ、翌日の監督だかコーチだかわからないけど、
交代についてのコメントは「ルーキーなんでいいイメージのまま終わらせたかった…」とかそんな感じだろうか。
前田はここまで無失点で抑えてるらしいけど、
いずれにしたって「中継ぎ」とか「抑え」とかここまで機能してきてないんだから、
良いピッチャーは完投させちゃいましょうよ。とくに今日みたいな試合の時は。
斎藤政樹みたいなタフなエースをつくりましょう。
林なんかも絶対そういうピッチャーになれる資質充分である。
完投ピッチャーに関しては、また後日、ゆっくりと。

本日より開幕します。

2005-05-05 22:11:08 | 2005年シーズン

はじめまして。
本日より「かんばれ!!キヨハラ!!」開幕します。
先ず、あらかじめ説明しておきますが、「かんばれ!!キヨハラ!!」のキヨハラは、
ご察しの通り、読売ジャイアンツの清原和博選手のことを指します。
とはいえ、このブログは清原選手一個人を応援する、という主旨のものではありません。
もちろん、「がんばれ!!キヨハラ!!」と声援を送る以上は、清原選手自体も応援はしますけど。

今更ですが、ここ近年のジャイアンツのチーム編成には嫌気がさします。
はっきり言って、もう限界です。
黙ってられません。
と言う事で、黙っているのをやめました。
本日を以て、私がこの場末のブログにて、
読売ジャイアンツを仕切らせて頂きます、勝手に。

ファームには、素晴らしき才能に恵まれた若き選手達が溢れています。
他球団の大物も、バリバリの大リーガーも、まったく必要ないのです。
(まったくは言い過ぎですが…)
王、長嶋を擁したV9時代とは違い、近年、リーグ優勝を連覇で成し遂げるということは至難の技。
ジャイアンツ然りです。

だからさぁ、育てようよ!生え抜きの若い選手を!イイ選手多いんだから、昔から。
みんな中途半端に使って終わらせちゃったり、他所の球団にトレード出して、
そんで「昔の名前で…」っていうあまり使えないベテラン選手貰っちゃって結局たいして使えなくてね。
その繰り返し。
ドリームチームとかさ、ダイナマイト打線とかさ、4番バッターばかり並べてね、
本当に喜んで観ているファンなんかいるのかと、そう思うわけですよ。
(そうゆうの好きな人ゴメンなさい。ゆっくりTV見てて下さい)。
毎年毎年、他球団の4番が来てね、チームワークもあったもんじゃないですよ。
どう見たってバランス悪いでしょ。
それが証拠に、優勝しているチームってバランスいいですよね?
だからね、バランス整えましょう、もういい加減に。

口すっぱくしてね、言いますから、この場末のブログで。
若手の良い選手、勝手に1軍に推薦するから、
たのむよ、ホント、ジャイアンツ。
つまらないんだ、見てて。
だから新しく生まれかわりましょう。
若手が入り乱れてレギュラー争いを繰り広げる、そんなエキサイティングなチームに。
どんどん使ってくれよ!推薦するから!
ペナントレースもひと月が過ぎたけど、
これからが本番!「かんばれ!!キヨハラ!!」
さあ開幕です!!


※当時は 「がんばれ!!キヨハラ!!」というブログタイトルでスタートしました。(後日追記)

 ちなみに 「がんばれ!!キヨハラ!!」というタイトルでの最後の記事はこちらです