ふくしまの里山を次世代に

鮫川村に秘密裏に建設された放射性廃棄物焼却処分場に反対する住民組織『鮫川村焼却炉問題連絡会』のメンバーによるブログです。

南相馬市、飯舘村で仮置き場と焼却炉の説明会(同意取得)

2013-11-26 09:04:50 | 他市町村

除染プラザ情報です。

南相馬市、飯舘村で仮置き場と焼却炉の説明会(同意取得)が実施されています。

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http://josen-plaza.env.go.jp/info/weekly/weekly_131122.html

(2)来週の動き

月日   内容

11/24 南相馬市小高区住民説明会

11/25 南相馬市原町住民説明会

11/30 飯舘村住民説明会(上飯樋、前田行政区)

12/1   飯舘村住民説明会(蕨平、比曽行政区)

 関係市町村と同意取得、仮置場用地等の調整

仮置場用地「等」とは焼却炉のことです。↑

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こちらもあわせてご覧ください。

福島環境再生事務所 発注者支援業務説明会(土木コンサルタント向け)

http://tohoku.env.go.jp/fukushima/pre_2013/data/1125aa.pdf

 ②同意取得支援業務

とあります。住民の同意取得は立派なビジネスになっているのです。

こういうことも併せて住民に知らされなければならないと思います。

 

福島環境再生事務所に聞いたところ、小高区での住民説明会は10回以上に及んだとのこと。

反対多数だからではないかと質問したら答えに窮しました。

焼却炉が稼働する中に住民を帰還させるのかとの問いにはYesとのこと。

 

相馬市もそうですが、原町クリーンセンターでもすでに津波がれきを焼却していると見られます。放射性物質のみならずアスベストやPCBなど震災がれきに含まれる有害物質のことを住民はどれほど知っている(知らされている)のでしょうか。

 

25日、秘密保護法の福島公聴会抗議集会の合間に、福島市の阿武隈川土手沿いを回り、堀河町汚泥処理施設(下水処理施設内)に見学に行きました。施設裏手の阿武隈川土手で1m高さ1.5~1.7μ㏜もありました。

←道路の左側が住宅街で除染済み。0.5μ㏜ほど。

右側が川沿いで未除染。0.951μ㏜。

 

 

 

 

 

小鳥の森

1.336μ㏜(!)

 

小鳥の森モニタリングポスト0.355μ㏜。足元が除染してあり砂地を入れてある。

数メートル離れると0.546μ㏜。

 

 

 

堀河町汚泥処理施設。0.575μ㏜。

モニター0.763μ㏜。0.71~0.79くらいの間でめまぐるしく変わる。なぜこんなに変わるのだろう?

持参の測定器は1.131μ㏜。

 

 

 

こちらは徹底した除染がなされたところ。0.167μ㏜。

持参計は0.213μ㏜。

放射線管理区域の表示

許可なくして立ち入りを禁ず

作業従事者はマスクもつけずにいる一方、全身防護服の人もいました。

 

 

 

 

 

構内には「放射線管理区域」と張られたテントが複数。

ドラム缶に「立ち入り禁止」の文字

 

 

 

 



施設の向かいには市民プール。

夏場は通常どおり営業しているそうです。

 

 

 

 

施設の裏手に回ってみました。

阿武隈川を挟んで対岸に見える煙突は

あぶくまクリーンセンター。1.358μ㏜。

 

 

1.475μ㏜

 

 

 

 

 

1.705μ㏜.


あまりに高すぎる。周囲は住宅に囲まれている。


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