先日のエントリーに対して、とくらBlogさんから、以下のようなコメントを頂いた。私の考えを少し述べます。
Unknown (とくら) 2007-03-20 01:39:53
>また民主党の中のリベラルハト派に護憲派無党派層が働きかける必要もあるでしょう。
ホントにそうだと思います。
先日、県外の方(たしか平和への結集をめざす市民の風のメンバーさん)からお電話をいただいて、とくらさーん、どうして民主党を応援するの、と他の人が言うのよー、と言われました。
私は、現実的な意味で、山口県では、今の自民党を止めようと思えば民主党しか選択肢がないと思うし、民主党にリベラルな人を増やして、そちらの発言力を強めなければならないと思う、というようなことを話しました。
華氏さんと同じで、ベストではないにしても、どうしても今の石原を変えなくてはいけない!(政権交代しなくちゃだめ!)と思っているので。
こちらを読んだとき、すぐにそういうことを書きたかったのですが、バタバタで書けませんでした。メモがわりに書かせてもらって、すみません。
>山口県では、今の自民党を止めようと思えば民主党しか選択肢がないと思うし、民主党にリベラルな人を増やして、そちらの発言力を強めなければならないと思う、というようなことを話しました<
【私の考え】
私の住む県でも現状は似たようなものです。それでもまだ、国政はましな方で、県議会レベルになると、総保守系与党と共産党という構図がずっと続いています。小沢民主党代表が、いみじくも述べているように、民主党の地方組織は脆弱で、国政のみを見ていると、信じられないほど実は弱小政党なのです。支持基盤の組織力、強固さで言えば、公明党や共産党にもはるかに及ばないのが、民主党の現状なのではないかと考えています。
にも拘わらず、まがりなりにも国政の場では野党第一党にあることを民主党員や議員は有権者に感謝しなければならないでしょう。多くの有権者が自民党への批判票として民主党に国政の場では投票しているのです。私の場合で言えば、まずは政権交代しなければ、何も始まらないという思いが強いからです。私は現在の小選挙区比例代表制に疑問を持っていて、社民党や共産党に不利である事も重々承知していますが、現状の選挙制度が厳然と、そこにある以上、その中で戦うしかないでしょう。
7月の参議院選挙に関して言えば、私は社民党や共産党の議席が減ることは全く望んでいません。しかし、彼らが、野党第一党になることも考えられません。であるのなら、改選議席の中から、自民党の議席を15~20程民主党が奪うしかないのです。それが実現して、初めて、それぞれの野党が主張している政策も国政の場で少しでも実現に近づくのではないでしょうか。
都知事選にもからんで、都議会や、地方議会でも共産党が総与党に唯一、対抗してきたではないかという言論もありますが、では共産党が地方議会でも与党になるような努力をしてきたでしょうか。私にはそう思えません。あらかじめ決められた票読みに基づいて、あらかじめ決められた候補者を立て、予定調和のように確かな野党を名乗ってきたのではないでしょうか。
共産党ばかり、批判してはかわいそうだとは私は思いますが、何か、自分たちの実力を過信しているではないかと思えて仕方ありません。
参議院選挙が以下の様になるのが、私が許容出来る範囲の結果です。
自民党 40~45
公明党 現状維持
民主党 50~55
社民党 現状維持
共産党 現状維持
国新党 現状維持
これが現実というものではないでしょうか。社民党や共産党が劇的に議席数が増加するとは、私には思えません。
参議院選挙で与野党逆転を実現する為には民主党が、他の野党から票を奪うのではなく、あくまで自民党から奪う展開に持ち込む必要があるでしょう。その為にどうすればいいかをよく、民主党の執行部には考えてもらいたいと思います。
それと、民主党に対する、ゲートキーパー法や、国民投票法案に対する対応や、昨年度末国会での体たらくぶりを批判する事は、また別問題として厳然と存在します。私たち国民も交えて激論をすればいいでしょう。が・・・
と同時に与野党逆転を果たす目的と意義を忘れたらいけないでしょう。
入れ替え可能なことが民主主義の要諦なのではないでしょうか。
松岡農相ひとり、辞任に追い込めないのが今、現在多数でないことの証明ではないでしょうか。
急がばまわれ。与野党逆転を信じて。
Unknown (とくら) 2007-03-20 01:39:53
>また民主党の中のリベラルハト派に護憲派無党派層が働きかける必要もあるでしょう。
ホントにそうだと思います。
先日、県外の方(たしか平和への結集をめざす市民の風のメンバーさん)からお電話をいただいて、とくらさーん、どうして民主党を応援するの、と他の人が言うのよー、と言われました。
私は、現実的な意味で、山口県では、今の自民党を止めようと思えば民主党しか選択肢がないと思うし、民主党にリベラルな人を増やして、そちらの発言力を強めなければならないと思う、というようなことを話しました。
華氏さんと同じで、ベストではないにしても、どうしても今の石原を変えなくてはいけない!(政権交代しなくちゃだめ!)と思っているので。
こちらを読んだとき、すぐにそういうことを書きたかったのですが、バタバタで書けませんでした。メモがわりに書かせてもらって、すみません。
>山口県では、今の自民党を止めようと思えば民主党しか選択肢がないと思うし、民主党にリベラルな人を増やして、そちらの発言力を強めなければならないと思う、というようなことを話しました<
【私の考え】
私の住む県でも現状は似たようなものです。それでもまだ、国政はましな方で、県議会レベルになると、総保守系与党と共産党という構図がずっと続いています。小沢民主党代表が、いみじくも述べているように、民主党の地方組織は脆弱で、国政のみを見ていると、信じられないほど実は弱小政党なのです。支持基盤の組織力、強固さで言えば、公明党や共産党にもはるかに及ばないのが、民主党の現状なのではないかと考えています。
にも拘わらず、まがりなりにも国政の場では野党第一党にあることを民主党員や議員は有権者に感謝しなければならないでしょう。多くの有権者が自民党への批判票として民主党に国政の場では投票しているのです。私の場合で言えば、まずは政権交代しなければ、何も始まらないという思いが強いからです。私は現在の小選挙区比例代表制に疑問を持っていて、社民党や共産党に不利である事も重々承知していますが、現状の選挙制度が厳然と、そこにある以上、その中で戦うしかないでしょう。
7月の参議院選挙に関して言えば、私は社民党や共産党の議席が減ることは全く望んでいません。しかし、彼らが、野党第一党になることも考えられません。であるのなら、改選議席の中から、自民党の議席を15~20程民主党が奪うしかないのです。それが実現して、初めて、それぞれの野党が主張している政策も国政の場で少しでも実現に近づくのではないでしょうか。
都知事選にもからんで、都議会や、地方議会でも共産党が総与党に唯一、対抗してきたではないかという言論もありますが、では共産党が地方議会でも与党になるような努力をしてきたでしょうか。私にはそう思えません。あらかじめ決められた票読みに基づいて、あらかじめ決められた候補者を立て、予定調和のように確かな野党を名乗ってきたのではないでしょうか。
共産党ばかり、批判してはかわいそうだとは私は思いますが、何か、自分たちの実力を過信しているではないかと思えて仕方ありません。
参議院選挙が以下の様になるのが、私が許容出来る範囲の結果です。
自民党 40~45
公明党 現状維持
民主党 50~55
社民党 現状維持
共産党 現状維持
国新党 現状維持
これが現実というものではないでしょうか。社民党や共産党が劇的に議席数が増加するとは、私には思えません。
参議院選挙で与野党逆転を実現する為には民主党が、他の野党から票を奪うのではなく、あくまで自民党から奪う展開に持ち込む必要があるでしょう。その為にどうすればいいかをよく、民主党の執行部には考えてもらいたいと思います。
それと、民主党に対する、ゲートキーパー法や、国民投票法案に対する対応や、昨年度末国会での体たらくぶりを批判する事は、また別問題として厳然と存在します。私たち国民も交えて激論をすればいいでしょう。が・・・
と同時に与野党逆転を果たす目的と意義を忘れたらいけないでしょう。
入れ替え可能なことが民主主義の要諦なのではないでしょうか。
松岡農相ひとり、辞任に追い込めないのが今、現在多数でないことの証明ではないでしょうか。
急がばまわれ。与野党逆転を信じて。
この閉塞した社会を、一足飛びに変革することができればそれに越したことは無いでしょうが、なかなか現実は難しいと思っています。民主党に市民の力で楔を打ち込む事は出来ないものだろうか、と思います。
ご指定のTBは削除しました。そーですね、民主党には私も悩ましい気持ちが多々あります。でも、色々な事をあきらめない。今、私はそんな気持ちです。あきらめた時がホントの負けのような気がします。ちょっと取り止めがないですが・・・
今後ともよろしくお願いします。