無党派よ、選挙に行こう!

2007年07月23日 | Weblog
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さて、報道各社の選挙戦序盤情勢の結果が出揃ったが、与党は苦戦を強いられているようだ。しかし、私は全く予断を許さないと思っている。接戦が伝えられる一人区を中心に与党は死に物狂いで巻き返すだろう。その中でも創価学会をはじめとした組織がフル稼働するはずだ。3年前の参議院選挙でも最後の一週間で与党はてこ入れが効いて、敗北を最小限にとどめた。組織に対抗するには無党派層が選挙に行くしかない。もうすでに、期日前投票を済ませた人もいるだろうが、ぜひ今回の参議院選挙では創価学会の組織票を無力化するぐらい無党派の人々が選挙に行って、投票率を上げてほしい。

本来は宮沢政権が終わった時点で55年体制は崩壊し、日本の政治は低成長下でも国民一人一人が安心して暮らせる政治システムを作らなければならなかった。そのためにも自民党は体質を徹底的に変革しなければならなかったが、細川政権の自爆と自社さ政権を経て、いつに間にか、自民党政権が所与のものとなった。この頃から自民党は政権維持のためなら、何でもありの政党となった。

一度下野し、その惨めさを知った現在の自民党は、反省ではなく、欺すことが党のコンセプトになっている。本来なら、その政治思想上では相容れない公明党と連立を長く組む事も騙す手口だし、年金保険料という公金を官僚と一緒になって雲散霧消したのも騙しのテクニックだ。ザル法の政治資金規正法もそうだし、国が本来責任を持って運営しなければならない公的セクターを民営化するのも、騙しだ。震災被害を受けた柏崎原発へのIAEAの査察を最初、政府が断ろうとしたのも、出来ることなら自分たちに都合の悪い情報は隠そうとする力学が働いたからだと思う。

欺される国民は非常に多く、現在のように自分たちの生活が少しずつおかしくなっていくという実感が伴うまで気付かない。この政党、政治家を支持したらどういう結末が待っているのかという「想像力」を充分に働かさないと、日本はますます大変なことになっていく。

無党派よ、選挙に行こう。今度ばかりは騙されるな!選挙に行こう。
全国の無党派よ!立て!