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2006年10月22日 | Weblog
昨年、10月に始めた当ブログが一年経過した。昨年9月11日の総選挙の結果を受けて、何か書きたくなって始めたが、途中何回ももう止めようかなと思った事もある。自分のブログが世の中を1ミリでも動かせるとは思っていないし、私の知識や文章力ではたいした物は書けないと思っている。また、ブログを読むのも、運営することにも疲れを感じることもある。

注目していた神奈川16区と大阪9区の2つの補選で自民党が勝利したようだ。ある程度予想していたが、大阪は民主党にも勝ち目があるのではないかと考えていたので、少し残念だ。これで安倍自民党は勢いを得て、小泉自民党時代に確立した法案の名称とは正反対の意味を持つ法案(障害者自立支援法がその際たるものだろう)を国会で次々と可決するのだろうか。しばらくは薄っぺらい愛国心という言葉が跋扈し、多数のイラク人を殺す為の航空自衛隊の米軍の後方支援も続き、自殺者の数も減らず、サラ金の上限金利も下がらず、公務員バッシングと現場で汗をかいている教師たちを生贄にして、新自由主義が高笑いするだろう。

私がブログを始めるきっかけになってくれたとくらBlogのとくらさんが民主党の一員になり、来年の参院選に出馬することになった。私と同じように新自由主義に疑問を持ち、自ら政治家を目指す。誰にでも出来る事ではない。ぜひがんばって欲しい。ブログの運営をしていると珠に理解不能な連中が沸いてくる。私が認識しているだけでも、とくらさんの処にも英文のスパムTBや嫌がらせとしか思えないようなコメントを送りつけてくるバカがいる。ネットストーカーまがいもいたようだ。巷間言われているような組織的に政権党に批判的なブログをつぶしたり、その運営者を怖がらせたりする連中が本当にいるのかどうか、私には分からない。しかし、一言で言えば、「卑怯だろう」。とくらさん、がんばって。

私がいつも愛読していたブログ界の生真面目な正義漢T.N君の日記さんが休養宣言を出された。ゆっくりと休んでいつかまた復帰してほしいと思う。

私もいつまでブロガーでいるかわからない。しかし、ブログを運営してとくらさんやT.Nさんと知り合いになれたことは財産だと思っている。他にもはじめの一歩さんやとりあえずさんや華氏451度さん等々と交流を持てたことはブログを運営する前には考えもしなかった僥倖だと思う。もちろん、拙い私のブログをいままで読んで下さった方々にも感謝の気持ちで一杯だ。

私は、これからも躓きながら、迷いながら、疲れたら休みながら、それでもブログの運営をもう少しやっていこうと思う。
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