人生散策日記

人生何事も勉強、カメラを持って今日も散策。

名古屋「円頓寺」から「大曾根」までの街歩き

2017-12-17 15:07:42 | 日記

名古屋城見学及び、三菱東京UFJ銀行貨幣資料館で開催中の「歌川広重・名所江戸百景展」鑑賞のため、名古屋市内を散策して来ました。
この日は名古屋駅をスタート地点として、「円頓寺商店街」、「四間道」、「名古屋能楽堂」、「名古屋城」、「名古屋市市政資料館」、「なごや文化のみち」、「三菱東京UFJ銀行貨幣資料館」、「建中寺」、「徳川園」などを経て、「大曾根駅」までの約10kmのコースを散策しました。
このコースはかって私鉄主催のウオーキングで歩いたことがありますが、一人でのんびりと街歩きを楽しむこともなかなか味わい深い経験であります。また散策の楽しみである新発見が随所にあり、今回はとてもいい経験となりました。
帰宅後の腰痛が少し堪えましたが、晩酌のアルコールで体の消毒をして次に備えました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       < 「名古屋市内の散策ウオーキング(円頓寺商店街~大曾根) / 2017.12.15 >

 * 写真の説明
   ①「円頓寺」、②「四間道」、③「名城公園」、④「名古屋能楽堂」、⑤「名古屋市市政資料館」、
   ⑥「「主税町キリスト協会」、⑦「文化のみち二葉館」、⑧「三菱東京UFJ銀行貨幣資料館」
   ⑨「建中寺」、⑩「徳川園」


石庭が美しい・御嵩町の「愚渓寺」へ

2017-12-15 20:17:20 | 日記

御嵩町での「願興寺・十二神将展」のあと、折角のことゆえ、程近くの「愚渓寺」へ立ち寄りしました。
愚渓寺については、以前にこのブログに採り上げさせていただきましたが、二度目の投稿となります。
「愚渓寺(ぐけいじ)」は、岐阜県可児郡御嵩町にある臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は大智山、本尊は釈迦如来。寺の創建は応永3年(1396)妙心寺第5世の義天玄承によって開山したのが始まりとされ、美濃国守護代の斎藤利永に庇護され隆盛。天保年間(1830~1844)に現在地に移され以降、二重塔(多宝塔)の建立など整備され今日に至ったようです。
この寺の特徴は何と言っても美しい石庭にあり、あの京都・竜安寺の石庭の原型と言われています。
素晴らしい石庭の魅力に惹かれて、何度も訪れたくなる魅力ある寺院と言えるでしょう。


 

 

 

 

 

 

 

              < 岐阜県可児郡御嵩町 「愚渓寺」 / 2017.12.13 >


岐阜県御嵩町・願興寺の「十二神将展」を

2017-12-14 16:07:45 | 日記

今回は、現在、岐阜県御嵩町の中山道みたけ館で開催中の、「願興寺・十二神将展」を採り上げます。
「願興寺(がんこうじ)」は岐阜県可児郡御嵩町にある天台宗の寺院で、山号は大寺山、本尊は薬師如来。弘仁6年(815)に日本天台宗の租・最澄により創建と伝わります。中部四十九薬師霊場第19番札所。
この寺は、本堂はじめ薬師如来及び両脇侍像など国の重要文化財が多く、岐阜県でも屈指の名刹と評されています。
今回、本尊の薬師如来を支え庶民も守る役割を担った十二神将が特別に公開されることとなり、既に近くにある「中山道みたけ館」で公開されています。
平安時代の作とされるこれら神将像は保存状態も良く、見るものにその凛々しい表情をみせ、一見の価値ある彫刻美を見せつけてくれました。
展示会は今月17日(日)まで、御嶽宿にある「中山道みたけ館」にて。観覧無料。


 

            

 

 

 

 

 

          < 岐阜県可児郡御嵩町 「願興寺・十二神将展」 / 2017.12.13 >

           * 写真の説明
             ①~⑤ 「願興寺・十二神将展」の会場にて
                  (十二神将は撮影不可のため資料より)
             ⑥~⑦ 「願興寺」の山門と本堂


京都・「寺町通り」の魅力

2017-12-13 16:08:32 | 日記

今回は、京都の「寺町通り」を採り上げます。
少し前のことで恐縮ですが、先月京都を訪れたおり「寺町通り」に立ち寄りしました。
「寺町通り」は京都市の南北の通りの一つで、京都御苑の東を限る通りですが、豊臣秀吉による京都改造によって天正18年、通りの東側に寺院が集められたことからこの名前になっています。そしてその代表的な寺院が本能寺、誓願寺、宝蔵寺などです。
この通りは古美術店や画廊、古書店、その他その道で人気を極める名店など、京都でも人気の商店街を構成し、京都散策では絶対外せない観光ゾーンとなっています。
この日も狙いの数ヵ店を訪れ、帰宅後の楽しみをしまい込みました。


 

 * ↑ 「一保堂茶舗」(京で人気のお茶屋さん)

 

 * ↑ 「清課堂」(金属製品の製造販売、銀製の食器や飾り物で有名)

 

 * ↑ 「藤原定家京極邸跡」

 

 * ↑ 「本能寺」(本能寺の変のあとにこの地に移転)

 

 * ↑ 「佐々木竹苑書楼」(古本屋、時々古書を物色します)

 

 * ↑ 「鳩居堂」(有名な文具店)

 

 * ↑ 「茨木屋」(京かまぼこ)

 

 * ↑ 「矢田寺」(矢田地蔵尊)

 

 * ↑ 「とり市老舗」(まつたけで有名)

              < 京都市 「寺町通り」の魅力(寺院、名店の集い) >


名古屋ボストン美術館・「鈴木春信展」を鑑賞

2017-12-11 14:15:31 | 日記

今年も早や年末を迎え、少し早めではありますが、名古屋地区の元得意先、弁護士、茶業関係などお世話になっている方々への年末表敬訪問に行って来ました。
折角の機会ゆえ、帰路に現在開催中の「鈴木春信展」を観て来ました。
「鈴木春信」は江戸時代中期に活躍した浮世絵師で、錦絵創始期の第一人者として知られていますが、それまでのシンプルな絵から多色のカラフルな絵へ転換させた美人画の達人です。その画風はオシャレでセンス豊かであり、後の喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重などに大きな影響を与えたと言われています。
また、現存する春信作品の8割以上が海外に所在しており、春信を日本で見るのは極めて難しいとされ、今回の展示会は貴重な機会と言えるようです。
これまで観た浮世絵の中では抜群の華やかさがあり、何か爽やかな気分に包まれたのは確かでした。
展示会は、名古屋ボストン美術館にて2018年1月21日まで。


 

 

            

            

 

            < 名古屋ボストン美術館 「鈴木春信展」 / 2017.12.7 >


この一冊・宮田武著「シベリア抑留」を

2017-12-10 14:40:10 | 日記

今回は、この一冊・宮田武著「シベリア抑留」を採り上げます。
第2次世界大戦の結果、日本をはじめドイツなど400万人を超える将兵、数10万人の民間人が、ソ連領内などのソ連管理地域に抑留され、「賠償」名目に労働を強制されたのがシベリア抑留です。
これはスターリン独裁下、主に政治犯を扱った矯正労働収容所がモデルの非人道的システムであり、それを終戦後の占領地日本人将兵らに適用し、多くの悲劇を生みました。
そして約60万人の強制収容された日本人は、極寒の地で寒さ、飢え、重労働の三重苦で、実に6万2千人が尊い命を落とし、今でも胸の痛くなる思いが致します。
著書「シベリア抑留」はその起源から、約10年間に及ぶ抑留の実態の詳述と全貌が記され、今更のように戦争の悲惨さとともに、ソ連の惨さを痛感させられます。
平和な今こそもう一度、その実態に目を向けたいものです。

  < 書籍の内容 >
    ① 著名  「シベリア抑留」
    ② 著者   宮田 武
    ③ 発行所  中公新書
    ④ 発行日  平成28年12月25日

 

              < この一冊・宮田武著「シベリア抑留」 / 中公新書 >
  


南禅寺発祥の地・同塔頭「南禅院」の紅葉を

2017-12-07 15:50:00 | 日記

11月11日から始まった今年の紅葉めぐりの投稿も、今回はいよいよ最後の投稿となります。
紅葉めぐり最終回は、京都・南禅寺塔頭「南禅院」です。
「南禅院(なんぜんいん)」は、京都市左京区南禅寺福地町にある臨済宗南禅寺派の寺院で、大本山南禅寺の塔頭寺院。弘安10年(1287)の創建で、開基は亀山上皇。
この地はかって亀山上皇の離宮禅林寺殿があり、南禅寺発祥の地と言われています。門前には琵琶湖疎水事業の一環として建設された水路閣が通り、とても風情ある光景を見せています。
また、夢窓疎石が作庭したと伝わる池泉回遊式庭園(国の史跡および名勝に指定)が、この時期京都でも最良と言われる紅葉模様を作り出し、多くの参拝客や観光客を魅了しています。
素晴らしい紅葉に見とれたこの秋も、北からの雪のたよりともに静かに今過ぎ去ろとしています。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          < 京都市左京区 南禅寺塔頭「南禅院」の紅葉 / 2017.11.28 >


南禅寺開山・無関普門の塔所「天授庵」へ

2017-12-06 15:09:56 | 日記

京都の紅葉めぐりその4は、南禅寺塔頭の「天授庵」です。
「天授庵(てんじゅあん)」は、京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山・南禅寺の塔頭。
歴応2年(1339)に開基となった虎関師錬が、南禅寺開山の無関普門のため光厳上皇から塔所建立の勅願を得て、天授庵を建立したもの。のち衰退するも細川幽斎により再興されます。
枯山水庭園の方丈前庭と池泉回遊式庭園の書院南庭とも、素晴らしい庭構えとなっており、京都における名庭の一つと言えましょう。
なお、寺宝の長谷川等伯筆の障壁画はこの時期未公開(以前鑑賞済)です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           < 京都市左京区 南禅寺塔頭「天授庵」の紅葉 / 2017.11.28 >


日本の禅寺最高位の寺・「南禅寺」へ

2017-12-05 14:18:55 | 日記

京都の紅葉その3は、「南禅寺」です。
「南禅寺(なんぜんじ)」は、京都市左京区南禅寺福地町にある臨済宗南禅寺派大本山の寺院で、山号は瑞龍山、寺名の正式名は太平興国南禅禅寺、本尊は釈迦如来。正応4年(1291)の創建で、開基は亀山法皇。
この寺は日本最初の勅願禅寺で、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式を持ちます。
山門、方丈庭園、塔頭寺院、水路閣など、この時期に見せる鮮やかな光景は、参拝者や観光客にとって京都における外せない名所の一つでしょう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              < 京都市左京区 「南禅寺」の紅葉 / 2017.11.28 >


浄土宗の格式を誇る名刹・「金戒光明寺」へ

2017-12-04 15:40:44 | 日記

京都の紅葉その2は、くろ谷さんの「金戒光明寺」です。
「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」は、京都市左京区黒谷町にある浄土宗の寺院で、山号は紫雲山、本尊は阿弥陀如来。承安5年(1175)の創建で、開基は法然。洛陽三十三所観音霊場第6番札所。
この寺は通称寺名を「くろ谷さん」と呼び、知恩院と並ぶ格式を誇る浄土宗七大本山の一つです。
境内には法然の御廟所のほか、「江(ごう、徳川秀忠正室)」の供養塔や、「春日局」の墓所など、多くの歴史上人物の墓所や供養塔が祀られています。また、かっては京都守護職の本陣があるなど歴史上の舞台となっており、京都でも屈指の名所です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           < 京都市左京区黒谷町 「金戒光明寺」の紅葉 / 2017.11.28 >