たけのこっこ

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『金城一紀』の『GO』、

2010年07月24日 | Weblog
7月24日(土)


潔く朝からの雨で庭仕事は出来ないぞと。
庭仕事の段取りで天候のどっち付かずが一番嫌なのだ


先日コレステロール値検診の外来の待ち時間に待合室にあった小説、
時間つぶしに読んでいたのだが読むほどに引きこまれ借りて来た。


『金城一紀』(かねしろかずき)の『GO』

 初の書き下ろしの直木賞受賞作品


僕は何者? 日本で生まれ、日本で育ったけれど、
僕は生涯“在日”と呼ばれるのだろう。
在日朝鮮人の若者が国籍の問題を抱えながらも進むストーリー。

元ボクサーの父親、その父親と喧嘩をし家出を何度も繰り広げる母親。
特に両親がいい味を出している。
場面場面のエピソードに必ずと言っていいほどこの二人は出てくるほど。


と、ある日、主人公は恋に落ちた
彼女はとてもチャーミング日本人の『桜井』だった。
椿と言う名前だと知ったのは小説の後半だった
軽快なテンポとさわやかな文章で差別や国境を超越する、青春恋愛小説
それが『金城一紀』の直木賞受賞作『GO』だった。

面白かった