れんげざには貸し出し自由の本棚があるので、みなさん借りて行ったり、また貸してくださったり、本を寄贈してくださる方もいます^^
毎日たくさんの素敵な本を読むことができて、なんとも充実した日々です^^ ありがとうございます!
たくさんのお客さまに勧められたものの中から、わたしの胸に残ったすてきな本を紹介いたします
「自由訳 老子」
新井満さんの自由訳はたくさん出版されていて、ほかに「般若心経」や「良寛」など、難解なものを詩的に、心で表現されているので受け取りやすいです
憎悪の念は慈愛の心に変えて 水のように風のように あるがまま ゆったりとおおらかに 生きてゆきなさい
…すっと胸に溶け込むような言葉がたくさんあります
( I さん、ありがとうございます!)
「あした花になる」
うつくしい、うつくしいマンティスの祈りの心が、雨風にも人の嘲笑にも耐えて長い月日祈り続ける心だけが、なにかを真に変えることができる
ほんとうの願い事とは、そうして願い、そうして叶えられるものかもしれない
( K さん、ありがとうございます!)
「破天 インド仏教徒の頂点に立つ日本人」
以前ネパールからインドの各地へ、仏教遺跡を巡りながら旅していた頃を思い出しました
荘厳な仏教遺跡があるのに仏教徒は皆無で、慈悲がどこにいっちゃったのかと思うような混沌とした場所、人々…
悲しみすら感じたわたしに、あるインド人がこっそりと、
「実はぼくは仏教徒なんだ。だから、きみから物を盗んだり、だましたりしないよ」と言ってくれたこと
心の脆弱、試練、苦悩から立ち上がり、正しいと信ずる己の道に突き進む人の真っ向の強さと、
我々が今後無視できないインド社会のあらゆる側面を交えて、仏教という救いの道を模索する、ある坊さんの、宇宙大河的半生記です(笑)
今年まだ始まったばかりだけれど、今年一番の本かもしれません! とにかく、おもしろい!!
( N さん、ありがとうございます!)