今年最初のコンサートは、さだまさしさん
軽妙なトークに腹を抱えて笑い、歌では泣かされ、そのやさしく強いメッセージに励まされました
実はわたしはさださんの歌に親しむよりも前に小説のファンであり、小説を読むようになってからはじめて歌を聴いたのでした
「解夏」のなかに集録されていた「秋桜」という短編、この文章に触れたとき、この人のことが好きだと思いました
歌を聴いたらもっと好きになり、メッセージに耳を傾けたらさらにずっと好きになりました
戦争や、平和や、人と人との繋がりのあたたかさや、自分への戒めなど、
(してはいけないことの戒めではなく、しなければいけないことをしない、ということをしないための戒めです)
そんなことまで考えさせられてしまうコンサートははじめてでした
最後に歌ってくれた「風に立つライオン」
この歌はアフリカで医療活動をするあるお医者さんをモデルにしていますが、
ライオンはさださん自身、そして地球上で生き続けるわたしたち自身のような気がします
いつも風の中に立つ、強くやさしいライオンでいられるよう、
さださんに出会えて本当によかったです