鬼滅の刃がとまらない・・・
一年ほど前、甥っ子の付き合いで観始めた「鬼滅の刃」のアニメでしたが、
いつの間にか私の方がハマりこみ、漫画を全巻買いし、映画を観に行き、
もう原作はとっくに完結しているのに、いまだとりつかれたまま!
物語が私の好きな大正時代ということ、また魅力的な登場人物たちは
人のために自分の命を懸けられるやさしい心を持った人たちばかり
超人でも天才でもない普通の市井の人たちだったものが、困難の中、
努力して強くあろうとするその姿がたまらなく愛しいのです
大正時代というと、第一次世界大戦、日本では文明開化は進んだものの、
農村や漁村、山村など、僻地や田舎はまだとてつもなく貧しく、
そこに関東大震災の勃発、遊郭では遊女が大勢焼き死んで、
社会運動家が虐殺されたり、
軍国化、戦争の影が足音高く着実に近づいてきた時代です
鬼殺隊という鬼を殲滅する部隊で命を懸けて戦うのは、
10代から20代の若い子どもたち
そのまっすぐな心は、実際に戦争で散っていった
日本を含め、世界中の戦地に赴いた年若い兵士たちを思い起こさせます
鬼滅の刃には熱い名言や名シーンも多く、
何度読んでもその奥深さに恐れ入ります!
この物語の根底に溢れるたくさんの不滅の愛が、
もっともっと多くの人に伝わればいいなあと思います!